開幕が近づくペナントレース。
阪神のライバルとなるセ・リーグ他球団のプレビューを書いていきたいと思います。
今回は昨シーズン3位の中日ドラゴンズです。
※あくま阪神ファンの目線での意見です。
昨年の記事はコチラ↓↓
昨シーズンの対戦成績 14勝10敗
①甲子園での圧倒的な強さ
同じ負けパターンを繰り返し相性の悪さを見せた一昨シーズンとの大きな違いは「甲子園」での強さです。11勝1敗と正に中日戦では「難攻不落」と化し、接戦でも勝ち抜ける強さを見せたと思います。その要因はやはり打力が上がったのが大きく、甲子園での対中日戦では12試合で70得点と圧倒的な数字を記録しています。
反面ナゴヤドームでは打力ではなく投手力で差を付けられることが多く、3勝9敗と大きく負け越しています。ビジターなので仕方ない部分はありますが、今後も苦手球場として立ちはだかると思います。
与田監督の采配は良くも悪くもオーソドックスで(これが一番難しいですが)その時のチームの調子がモロに出た印象です。特に調子が悪かった時期に上手く勝ち越せたのは大きかったと思います。
②厄介な1番打者
昨シーズン
対ビシエド選手 .262 3本 12打点 出塁率.323 OPS.739
対大島選手 .293 0本 7打点 出塁率.356 OPS.704
対阿部選手 .261 1本 10打点 出塁率.309 OPS.661
中日打線では一昨シーズンのビシエド選手や大島選手のような「天敵」はいなかったものの全体的に「嫌らしい」打者がいるイメージがあります。特に「マスター」阿部選手や高橋周平選手は数字こそは平凡に見えますが、怖さは段違いで(高橋選手にはサヨナラ本塁打も浴びています)今シーズンもかなりの脅威になると思います。
また石川選手や木下選手など、今後が楽しみな選手が出てきているので若手の台頭も驚異になる要因です。
③ロースコアゲームを覚悟
昨シーズン
対大野投手 5試合 1.51 2勝2敗 35三振
対松葉投手 2試合 1.80 1勝0敗 8三振
対マルティネス投手 6試合 1.50 0勝0敗4S 3三振
中日投手陣を語る上でこの投手を外すわけにはいきません。昨シーズンの沢村賞の大野投手です。一昨シーズンのノーヒットノーランに加えて、昨シーズンは2試合連続完封を喰らいました。2勝しているのが不思議なほどの圧倒的な成績を残されており、今シーズンも大いに悩まされそうです。
また一昨シーズンオリックスから加入した松葉投手も2試合の登板ながら苦しみました。この二人の左腕投手をどう攻略するかが勝負になってくるでしょう。ロースコアのゲームを覚悟しなければいけません。
中継ぎ・抑えではやはりR・マルティネス投手です。やや制球に波はあるものの、それを感じさせない球の強さを見せ、乗っている時は打てる気配がしませんでした。今シーズンも合流は遅れそうですが、登板すれば絶望感を与える投球をしてくるでしょう。
では
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