開幕が近づくペナントレース。
阪神のライバルとなるセ・リーグ他球団のプレビューを書いていきたいと思います。
今回は昨シーズン5位の中日です。
※あくま阪神ファンの目線での意見です。
昨シーズンの対戦成績 10勝14敗1分
①相性の悪さ
「投手戦で耐え切れずミスをして負ける」昨年の対中日戦の負けパターンです。特にナゴヤドームは投高打低の球場なので打者全般が苦しみ、エラーや走塁ミス、バント失敗で自滅してしまう印象が強いです。守備力の高いドラゴンズ相手では特に目立ってしまう感じもあるのでしょうが、相性が悪いと感じる相手であることは間違いないです。
中日の与田監督ですが実力主義を徹底して手堅い采配をするイメージが強いです。阿部選手や福投手のブレイクなどはその功績の一つだと思っています。また伸び盛りの若手選手が多く今シーズン最も警戒すべきチームという声も多いです。
②天敵
対ビシエド選手 .295 3本 18打点 出塁率.340 OPS.803
対加藤選手 .302 0本 4打点 出塁率.327 OPS.648
対大島選手 .323 0本 3打点 出塁率.385 OPS.779
本人も認めたように西投手の「天敵」ビシエド選手の存在はかなり大きいです。ことごとくいい所で打たれ阪神ファンを奈落の底に落としました。打率以上に打たれている印象です。
また大島選手の存在も脅威です。リーディングヒッターとして申し分ない仕事をしていました。危険な走塁、盗塁もあり出塁した時は高確率の失点を覚悟しなければなりません。
加藤選手は相性良いのか阪神戦にやたら打つ印象があります。肩も強いので本当に厄介な選手です。
③屈辱
対大野投手 6試合 1.35 0勝3敗0S 29三振
対福投手 7試合 1.50 0勝1敗0S 5三振
対山本投手 2試合 1.50 0勝1敗0S 5三振
「ノーヒットノーラン」の屈辱。大野投手には本当に見事にやられてしまいました。5回ぐらいからは「ああ、もう打てない」と感じてしまったのは私だけではないはずです。シーズンを通して打者はタイミングが合っておらず最優秀防御率のタイトルを取るのも頷ける投手です。
中継ぎでブレイクした福投手はもちろんのこと甲子園でプロ初勝利を挙げた山本投手も要注意の投手です。
阪神側が「お得意様」となってしまった中日ドラゴンズ。昨シーズン後半の驚異的な巻き返しもあったように地力はついています。
「どうナゴヤドームで打ち勝つか?」そこに対中日の成績に大きく関わってくると思います。
では