今回は阪神タイガースから退団が決まった二保旭投手、渡辺雄大投手、 小林慶祐投手選手について書いていきます。
①先発の埋め合わせとして期待されるも
初めは二保投手です。
2021年7月に中谷選手からのトレードで阪神に入団した二保投手は当時投手陣に問題があった先発及びロングリリーフとしての働きが期待されました。
移籍初年は先発で2試合に登板、入団後初勝利を挙げるも内容は決して良くなく、以降は2軍での登板が主になってきています。
翌シーズンも2軍メインでの登板になりますが、クローザーとして起用されウエスタンリーグのセーブ王を獲得。そして2023年も2軍で多くの試合に登板するも精彩を欠き、結果2年間1軍で登板機会が無くそのまま戦力外通告を受ける事になりました。
しかし2軍での登板数はチーム2位と、経験不足や間隔が必要な投手が多い2軍投手の中でこれだけ投げてくれたのは大きく、この貢献は後々生かされそうです。
本人は現役続行を希望しており、今後の動きも気になる所です。
②左キラーとして活躍
次は渡邊雄大投手です。
2021年にソフトバンクから戦力外通告を受けるも、阪神に育成契約を結び入団した渡邊ですが、翌キャンプやオープン戦でアピールし開幕直前に見事支配下登録&開幕1軍に抜擢される事になります。
その後背中の張りで一度は登録抹消されるも、復帰した後は左腕の救援が足りなかったチーム事情の中素晴らしい投球を披露。プロ初勝利も挙げ右の加治屋、左の渡邊の「おじさんコンビ」(どちらも30代前半ですが、、、)で救援陣を支えました。
しかし8月の特例2022で抹消されるとそれ以降は1軍に上がることなくシーズンが終了。そして今シーズンはオープン戦で結果を残せず2軍暮らしが続くことになり、調子を取り戻す事が出来ずそのまま戦力外通告に。
その不屈の精神力と親しみやすさから「なべじい」と呼ばれ人気を博した渡邊投手。活躍した期間は短かったものの印象に残る活躍をした投手だと思います。
③一時期はセットアッパーとして
そして小林慶祐投手です。
2020年に飯田投手とのトレードでオリックスから加入した小林投手。当時はリリーフ陣に問題があった為、期待が集まりましたがシーズン中の登板は2試合のみと試運転に終わりました。
しかし翌シーズンにビハインド時登板がメインながら開幕から好調を維持すると、一時期はセットアッパーとして圧巻の投球を披露。9試合連続無失点を記録する等期待も高かったものの矢先に足首の怪我で離脱。その後は復帰し終盤には復調をアピールするもそのままシーズンが終了。
そして翌シーズンも四球増加の為、防御率は良いものの内容は芳しくなく序列が上がらず1軍で僅か10試合の登板に終わると、今シーズンは2軍でクローザー起用され16セーブを記録。セーブ王を獲得するも1軍では登板は1試合止まりでそのまま戦力外通告に。
ただその実力は確かなものがあり、本人も現役希望。新天地での活躍を願っています。
この3人はいずれも他球団から加入した選手達。それでもチームの一員として確かな活躍は見せており思い入れは強く、今後の活躍を心から願っています。
では
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