今回は2020年個人的に印象に残った出来事を幾つかに分けて書いていきたいと思います。
今回は「プロ野球編」です。
①ここから始まった
まずは「開幕戦」です。異例の開催となり希望と不安が混じる中ペナントレースが開幕しましたが、エース西投手の攻守においての活躍もあり(2安打1本塁打2打点)2-1でリード。
しかし後続の岩崎投手が吉川選手に逆転ホームランを打たれまさかの逆転負け。正直岩崎投手のボールは決して悪くなく、打った吉川選手を称えるべき所ですが、
・菅野投手の開幕13連勝
・阪神の6月成績の低迷(2勝8敗)
・巨人の独走
など様々な出来事に繋がってしまったので特に印象に残った試合でした。
②ハッピーハンズ
次に印象に残ったのは9月1日のヤクルト戦です。この試合は息詰まる投手戦となっていて阪神先発高橋遥投手が好投、ヤクルトも石川投手はやや不安定ながら後続が完璧にリリーフをして1-1の同点で9回を迎えます。
そして迎えた9回阪神でこの試合唯一の打点を放っていたサンズ選手。前打席でのチャンスを三振して悔しい思い出をしていた大砲は、ヤクルトイノーア投手を見事捉えサヨナラ本塁打で勝負を決めました。
好投しながらも追いつかれた時の嫌な感じ、貯金を作り始めている勢いを削がれるかもしれない不安感、そして貧打に喘いでいた打線でのサンズ選手の孤軍奮闘ぶり。
状況も結果も全てが印象に残った試合でした。
③名投手の引退試合
最後はやはり藤川投手の引退試合です。勝負は0-4の完封負けとさっぱりでしたが、藤川投手は1回2三振の投球で引退に花を添えました。またセレモニーには清原さんや城島さん、ウィリアムさんや久保田さんなど錚々たるメンバーがメッセージを送り現役生活に幕を下ろしました。私はこの日を忘れることはないでしょう。
しかし面白いのはその後、怒涛の如くテレビ&動画出演する藤川さんの姿が、、、。阪神も彼の為に「スペシャルアシスタント(SA)」のポストを用意して来年から活動するとのことです。今後もフィールドを変えても元気に活躍する藤川さんを見ることが出来そうです。
※番外編
ヤクルト戦のマクガフ投手の無人一塁への送球には唖然としました。このミスの要因は投手に集まりがちですが、盗塁されている状況を伝えきれない捕手にも問題があり、バッテリーエラーとも言えます。やはり野球は「瞬間のスポーツ」。判断力、注意力を欠くとプロでもこんなミスをしてしまうんだと感じた場面でした。
新型コロナで開催が遅れたものの無事閉幕を迎えたプロ野球。来シーズンも楽しみにしていきたいと思います。
では