スロット監督就任後ここまで公式戦9勝1敗と好調を維持しているリヴァプールと、こちらもマレスカ新監督に交代後好調を維持しているチェルシー。新監督同士の戦い、どのような展開になるのか楽しみです。
ということで先日行われたプレミアリーグ第8節リヴァプールvsチェルシーの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
リヴァプールは守備4-4-2の4-2-3-1、対するチェルシーは守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました。
試合は左肩上がりでグストを偽サイドバックに起用した3-2-5でビルドアップを行ったチェルシーがボールを保持。リヴァプールはサラーを起点としたカウンターでチャンスを伺っていました。
チェルシーはロングフィードを織り交ぜたサイドアタックでチャンスを作っていくも、サラーにカットインシュートを許すとこぼれ球に詰めたカーティス・ジョーンズがコルウェルにペナルティエリアで倒されPKを獲得。サラーが見事に決めリヴァプールが先制点を挙げます。
さらにリヴァプールはオフサイドで取り消されるもサラーのパスからガクポがゴールを陥れる等効果的なショートカウンターを繰り出し、ジョタの負傷退場後も流れを掴んだまま前半を終えます。
後半
後半流れを掴みたいチェルシーはネトを投入。するとカイセドのパスから抜け出したニコラス・ジャクソンがゴールを陥れ同点に追いつきます。
しかしその直後にサラーからの低いクロスに3列目から飛び出したカーティス・ジョーンズがゴールに流し込み即座に勝ち越し点を奪います。
再びビハインドを負ったチェルシーは3人交代を行い、ネトのドリブルを中心に果敢に攻めていくも、リヴァプール守備陣を最後まで崩す事が出来ずそのまま試合終了。
リヴァプールがリーグ戦4連勝を果たし首位をキープしました。
総評
リヴァプールはボール保持を明け渡しカウンターに徹する戦略が見事に嵌り勝利。特に守備強度の高さ、カバーリングの意識はいずれの選手も高く保たれており、スロット監督がこの試合で行いたいサッカーを見事に体現したと言えます。
特にカーティス・ジョーンズはゴールも含め気の利いたポジショニングでチームを巧みにサポート。守備面でも果敢に身体を投げ出す等素晴らしいパフォーマンスを見せ、攻撃で違いを見せ続けたサラーと共に勝利に大きく貢献しました。
対してチェルシーはチームの狙いや内容自体は決して悪く無いものの敗戦。その要因は守備陣の質にあり、今回起用されたアダラビオヨは攻守共に不安定さを露呈し途中交代。さらに守護神ロベルト・サンチェスも不安定と、センターラインの守備不安が常に付きまといました。
現状センターバックはコルウィル以外ディフェンスリーダーになれるタイプが皆無の状況で、今後も相手が強くなった場合脆さを露呈しそうです。ただ今回のリヴァプールのようなボールを保持しない戦い方を行うことが出来れば上位相手にも十分通用するので戦略の再考も必要だと思います。
そんな中でもカイセドは怪物じみたカバー範囲と迫力ある攻め上がりを披露。パルマーがほぼ完封された状況で中盤で奮闘しました。
組織、個共に守備での違いを見せつけ見事に勝利したリヴァプール。この快進撃がどこまで続いていくのか、今後も注目です。
では
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