チェルシーvsマンチェスターシティ～サッカーの魅力が伝わる壮絶な打ち合い～【サッカー】

前節退場者は出たものの4得点を挙げライバルに快勝したチェルシーと、3連勝中と勢いに乗ってきたシティ。チームの完成度はシティの方が優勢なだけにチェルシーはどこまでホームで喰らいつけるか注目です。

ということで先日行われたプレミアリーグ12節、チェルシーvsマンチェスターシティの感想です。

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両チームのスタメン＆結果

前半

チェルシーは守備4-4-2の4-2-3-1、対するシティは守備4-4-1-1の4-3-3を採用していました。

試合はシティがボールを保持、チェルシーがカウンターを狙う形になるもののハイプレスを掛け強度が高い展開になります。するとペナルティエリア内でハーランドをククレジャが倒してしまいPKの判定。ハーランドがゴールに蹴り込みシティが先制します。

しかしその直後リース・ジェームズのFKが枠を捉えると、コーナーキックからチアゴ・シウバが頭で合わせすかさずチェルシーが同点に追いつきます。

さらにパルマーからのパスを難しい処理ながらグバルディオルが触るも、リース・ジェームズに攫われ折り返しのクロスをスターリングが詰めチェルシーが逆転。

それでもショートコーナーからのベルナルド・シウバのクロスをフリーになったアカンジが見事に合わせ同点に。

両チーム2得点ずつと壮絶な打ち合いを行い前半を終えます。

後半

後半も同様ハイテンションで試合が進んでいきますがいきなり試合が動き、アルバレスの折り返しからハーランドが身体ごとゴールに押し込みシティが再逆転します。

その後共に流れを変えるべく選手交代を行いますが、先に功を奏したのはチェルシー。ギャラガーが中央でパスを受けると強烈なシュートを放つと、エデルソンは一度は弾くもニクラス・ジャクソンに詰められ再び振出しに。

さらにグストが惜しい場面を作るも勢いを増していくものの、それを打ち砕いたのはロドリ。ペナルティエリア手前のこぼれ球から強烈なシュートを放つとボールはディフレクションしてそのままゴールへ入り、再三リードを奪います。

このまま試合終了かと思われましたが、後半ロスタイムにブロヤがルベン・ディアスに倒されPKの判定。このPKをパルマーが見事に決めチェルシーが劇的な同点弾を決めると、その熱が冷めないまま試合終了。

両チーム計8得点と壮絶な打ち合いを見せ、勝ち点1を分け合う形となりました。

総評

チェルシーは前節の快勝の勢いをそのまま持って来てシティ相手に4得点。チームや監督が得意なハイインテンシティなゲーム展開に持ち込めたのは大きかったものの、王者相手に互角に打ち合いドローに持ち込めたのはさらに自信を持てたと思います。

特にスターリングが加入後最高とも言えるパフォーマンスを見せ無双、相手が地上戦で無類の強さを見せるウォーカーだっただけに更にインパクトを与えました。

そしてパルマーも古巣相手に成長を見せ躍進。今やチームの軸として欠かせない存在に。またリース・ジェームズも前節圧巻の活躍を見せたドクをほぼ完封しトップクラスの壁を見せつけました。

一方シティはアカンジの偽センターバックはある程度機能するも、両サイドでビルドアップが嵌りらしくないミスを連発。ここまでの強度を見せられると中々苦しいものはあるもののそれでも繋いできたのがシティであった為、グアルディオラ監督の修正が気になる所です。

それでも4得点を挙げたのはやはりベルナルド・シウバ、ハーランドの存在。前者はいつもの神出鬼没さに併せて正確なキックでアシストも記録。そして後者は得点には中々繋がらなかったものの素晴らしいオフザボールを見せ結果的に2得点を奪取。デ・ブライネ不在でもこの破壊力、、、ゾッとしますね、、、。

共にハイインテンシティ、そして壮絶な打ち合いを見せ、グアルディオラ監督も「プレミアリーグにとっていい広告になった」と評した好ゲーム。今後もこの2チームの戦いぶりに注目です。

では

きちのうすめ雑記