今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第6回目は「アーセナル」です。
主な加入選手
ネト(←ボーンマス)
カラフィオーリ(←ボローニャ)
メリーノ(←ソシエダ)
主な放出選手
エルネニー(→アル・ジャジーラ)
スミス・ロウ(→フルハム)
ネルソン(→フルハム)
エンケティア(→クリスタルパレス)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
プレミアリーグ優勝
新シーズンのノルマ
リーグ4位以内
チャンピオンズリーグベスト16
①プレミアリーグ覇権を取る為の強化
昨シーズン、マンチェスターシティとのデッドヒートの末2年連続の2位に終わったアーセナルはオフに「今度こそ」とも言える強化を行う事に。
昨シーズン主に守備面で不安定さを見せた左サイドバックにカラフィオーリ、ウーデゴール、ライスのバックアップに不安があったインサイドハーフにメリーノ。そしてトニーの獲得を断念し手薄だったアタッカー陣に「格安」でスターリングを確保。
スミス・ロウやラムズデールなど近年の主力候補との別れは寂しい限りですが、プレミアリーグ覇権を取る為の強化はしっかりと行えたと言えます。
②現実的な戦いを遂行し、今後に希望を
しかし加入直後にメリーノが負傷すると、カラフィオーリが代表戦で負傷。早くも新戦力が離脱してしまうと、チームの核であるウーデゴールも負傷欠場。負傷者続出で早々に危機的な状況に陥り、さらにティンバーの偽サイドバック化が上手くいっておらずブライトン戦では引き分けに終わる等、内容的にも厳しい状況になってしまいました。
ただ迎えたノースロンドンダービーでは堅守からのカウンターに徹し、セットプレーからの1点を守り切り見事に勝利。昨年のシティ戦でも見せた「着実に勝ち点3(最低でも1)を取る」現実的な戦いを遂行し、今後に大きな希望を見せました。
③それでも一つも落とせない状況が続く
それでも現状のシティに追いつき追い越す為には一つも落とせない状況が続くのは間違いなく、チャンピオンズリーグも開幕する為今後はより選手のコンディションに気を配る必要がありそうです。
そんな中ターンオーバーを好まないと評されているアルテタ監督の采配が気になる所ですが、彼のその風潮はどちらかというと戦術的な頑固さ(上手くいっていない時でも2、3試合続けて使う時が多い)が招いていたことで、現状のクラブの選手の集め方(各ポジションにハイレベルの選手を二人用意)を考えると積極的なターンオーバーは敷くと思います。
あとはいかに怪我人が戻ってくるかが勝負になりそうで、特に前述したウーデゴールはサカやライス、サリバと同様代えの効かない存在になっているので、彼の離脱中にいかに取りこぼしを防げるかが勝負になりそうです。
早くも悲願のプレミアリーグ優勝に向けて試練が訪れているアーセナル。チームがいかにこの苦境から抜け出す事が出来るか、注目です。
では
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