初戦でいきなり実現したビッグマッチ。1昨シーズン前の決勝カードに加えて今シーズンも優勝候補の1角である2チーム同士の対決。お互いどのような戦いを繰り広げるか、注目です。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグリーグフェーズ第1節、マンチェスターシティvsインテルの感想です。
ハイライトはコチラ↓↓
両チームのスタメン＆結果
前半
シティはリコ・ルイスを偽サイドバックとして起用した守備4-4-1-1の3-2-4-1、対するインテルはジエリンスキ、タレミが先発で起用された守備5-3-2の3-5-2を採用していました。
試合はシティがボールを支配、インテルがカウンターを伺う形で試合が展開。お互いの狙いがはっきりとしており、シティは被カウンター時の守備、インテルはゴール前でのブロックなどレベルの高い攻防が行われ、共に得点を許さないバチバチな状況で前半を終えます。
後半
後半シティはギュンドアン、フォーデンを投入、インテルはラウタロ、ムヒタリアンを投入。状況を打開しようとするも中々流れは掴めず、シティはギュンドアン、フォーデン、インテルはダルミアンが決定機を作るも両守護神の活躍もあり得点には至らずそのまま試合終了。
優勝候補同士の戦いは白熱したムードのままドローに終わりました。
総評
シティは最後まで攻め切るも得点を奪えずドロースタートに。正直インテルの守備が良かったのが殆どの要因ではありますが、あえて言うなら6枚で攻めた事。5バックならセオリーとも言える戦い方ですが、6人がライン間で並んでしまう場面が多く、シティの強みでもあるマイナスに落としてからのアーリークロスや段差を生かしたワンツーなどを行う余地が少なくなることに。
そんな中でもグリーリッシュは持ち前のキープ力と激しい守備でチームを引率。最近目に見えてパフォーマンスレベルが上がっており、今後にも期待出来ます。
一方インテルは選手を一定数変えながらも素晴らしい戦いぶりでドロー。カウンターからも幾度もチャンスを作っており、内容的にもほぼ互角と言えるものでした。
特に際立ったのは守備の動き。選手全員が身体を投げ出し少しでもボールに触る意志がこちら側にも感じられ、所謂「魂の守備」を見ることに。さらに組織もしっかりしており、この状態のインテル守備陣を崩せるチームはほぼ皆無であったと思います。
スコアレスドローと結果だけ見ると少し物足りない物でしたが、白熱したつばぜり合いを行った両チーム。これぞチャンピオンズリーグとも言える試合となりました。
では
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