今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第1回目は「マンチェスターシティ」です。
主な加入選手
マカティー(←シェフィールド・ユナイテッド)
サヴィオ(←トロワ)
主な放出選手
セルヒオ・ゴメス(→レアル・ソシエダ )
フリアン・アルバレス(→アトレティコ・マドリード )
カンセロ(→アル・ヒラル )
カルヴィン・フィリップス(→イプスウィッチ )
基本フォーメーション
新シーズンの目標
4冠
新シーズンのノルマ
リーグ4位以内
チャンピオンズリーグベスト8以上
①これ以上ない補強
前人未踏となるリーグ4連覇を果たしたマンチェスターシティですが、移籍市場はかなり鈍い動きに。サヴィオを同じグループのトロワから引き抜くも、他はレンタルバックに留め現有戦力への信頼を置くことに。
しかし前線、及び中盤で機能していたフリアン・アルバレスが移籍を表明し、アトレティコに移籍。早急に埋め合わせが必要になっていましたがバルセロナで構想外に追い込まれたギュンドアンを再獲得。これ以上ない補強を行うと、カンセロやセルヒオ・ゴメスなど構想外になっていた選手もきちんと現金化する等、素晴らしい移籍マーケットとなりました。
②大幅な選手や戦術的な変更が少ないことがアドバンテージに
そしてシーズンが開幕。ユーロで出遅れたフォーデンやロドリの不在が懸念されていましたがリコ・ルイスやコバチッチがその穴を埋め合わせする活躍を果たすと、新加入のサヴィオも無難にフィットしデ・ブライネも開幕から健在ぶりを証明。
特にハーランドは開幕戦のチェルシー戦で先制ゴールを記録すると、イプスウィッチ、ウェストハム戦で2戦連続でハットトリックを決め開幕からエンジン全開。開幕3戦全勝を果たしこれ以上ないスタートを切ることになりました。
前年からの大幅な選手や戦術的な変更が少ないことがアドバンテージになっており、リーグ5連覇&4冠の実現は現実的な目標に。今シーズンのプレミアリーグも彼らが中心となることは間違いないでしょう。
③過密日程が大きな障害に
ただグアルディオラ監督も苦言していたように過密日程が大きな障害になりそうです。
今年からチャンピオンズリーグのフォーマットが変わり試合数が2試合増加、プレーオフに回ると更に2試合増加します。さらにシーズン後には新フォーマットのクラブワールドカップも待ち受けており、只でさえ過密なスケジュールに拍車がかかっています。
そんな中22~23人の少数スカッドを好むグアルディオラ監督には「天敵」と呼ばれるもので、今シーズンもコンディション調整に苦労しそうです。
特にロドリは勿論の事、ベルナルド・シウバやアカンジ等は複数ポジションをこなせる利便性もあり重宝されているので彼らが怪我に倒れないように祈るばかりです。
ただ過密日程と怪我以外は懸念点は少なく、今年のプレミアリーグの優勝候補最右翼であることはないマンチェスターシティ。今後の戦いぶりにも注目です。
では
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