今回は主要欧州リーグの2024~2025シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第5回目は「パリSG」です。
主な加入選手
サフォノフ(←クラスノダール)
パチョ(←フランクフルト)
ドゥエ(←レンヌ)
主な放出選手
ナバス(→無所属)
ウガルテ(→マンチェスターユナイテッド)
エンバぺ(→レアルマドリード)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
3冠
新シーズンのノルマ
リーグ優勝
チャンピオンズリーグベスト8
①絶対的エースの退団
7シーズンに渡り絶対的エースとしてチームに多くの得点(公式戦256ゴール)とクラブ(とリーグ)に「格」をもたらしたエンバぺがレアルマドリードに移籍。この喪失感は非常に大きく、特に欧州戦線において正直穴埋めは不可能と思える程のダメージとなっています。
しかし彼の起用にかなり気を遣っていたのは確かで、近年パフォーマンスにムラがあったのは事実。キープした所でモチベーションが上がり切るとは思えないので、放出は致し方ないとは思います。
そんな中獲得したのは若手の有望株。獲得したパチョ、ネべス、ドゥエはいずれも伸びしろが期待出来る逸材で、将来の軸となってくれそうな選手。代わりに放出されたのが即戦力であったダニーロ・ペレイラ、カルロス・ソレールであったことを考えると、クラブが若手中心のスカッドを組み継続的にチームを強化したい意志があることを示しています。
②圧倒的な内容で好スタート
そんな中リーグが開幕すると、4戦全勝16得点3失点と圧倒的な内容で好スタートを切ることに成功。ルイス・エンリケ監督は昨シーズンデンべレで試していた0トップ(ほぼフリーマン)にアセンシオを起用。攻撃に流動性を与えると、バルコラ、デンべレの両ウイングが内外で違いを見せ得点を量産します。
特にハキミ、デンべレがいる右サイドの破壊力は凄まじく、チームの大きな武器に。マルセイユ、モナコの存在は気がかりですが、リーグ3連覇はもはやノルマと言える程のタレントの質と戦いぶりを見せています。
③組織作りに手こずると低迷する可能性は
ただ欧州戦線になると話は別で、2枚(+アンカー)で行うものの整備しきれていないビルドアップ、相変わらずウイングのプレスバックの意識が薄い守備と問題は多いです。
選手個々の意識の切り替えやチャンピオンズリーグ仕様の布陣の採用なども考えられますが、完成度に難があるのは確か。特にリーグフェーズでマンチェスターシティ、バイエルン、アトレティコ、アーセナルと対決する事が決定しており、絶対的な「飛び道具」がいない今、組織作りに手こずると低迷する可能性は十分ありそうです。
チームとして新たなフェーズに差し掛かろうとしているパリSG。今後の戦いぶりに注目です。
では
●パリ・サンジェルマン 24-25 ホーム 半袖 ユニフォーム【NIKE/ナイキ】【サッカー ウエア レプリカユニフォーム】(FN8795-411)【スポーツ ホビー】 【店頭受取対応商品】
|
|