今回は先日決められたチャンピオンズリーグリーグフェーズ組み合わせについて書いていきたいと思います。
①スイス式トーナメント
2024-2025シーズンよりUEFAチャンピオンズリーグは大幅に大会フォーマットが変更され、
・チーム数の拡大(32→36)
・リーグフェーズ(前回フォーマットではグループリーグに当たります。)ではポッド(全4ポッド)毎に2チームをランダム(同国以外)で選びを8試合を実施
・スイス式トーナメント(全てのチームが参加出来るものの、総当たりでは無くポッド毎にランダムで対戦相手が決め試合数を削減させる方式)の実施
・順位は上位8チームが決勝トーナメントに進出し、9位から24位のチームはプレーオフを行い、合わせた16チームがノックアウト方式のトーナメントを行う
事で、かなりややこしいです。
また最終節までもつれ所謂消化試合は少なくなりビッククラブ同士の戦いも増えるものの、近年指摘された試合数の増加により全体的な質や強度の低下が考えられ、前述したややこしさもありその試合内容や盛り上がり方がどうなるかは見ておきたいです。
恐らく8位までの勝ち抜けには勝ち点15前後、プレーオフ進出には勝ち点10前後が必要となっており、その戦い方にも注目です。
ただ抽選会の時点でロナウド選手のつまらなそうな顔と終盤の巻きと中継の途中終了。中々前途多難な状況での抽選会となりました。
②早い段階で余りにも厳しい対戦相手と
そんな中ポッド1で苦しい戦いになりそうなのは、マンチェスターシティ、バイエルン、アトレティコ、アーセナルというポッド内でも最強クラスと戦うことになったパリ・サンジェルマン。
特にシティ、アーセナルは良く似た戦いを行っており、練度は遥か上。まともに戦うと上から叩き潰される可能性は高く、いかにカウンターに徹する事が出来るかが勝負になるでしょう。
またバイエルン、アトレティコは監督、選手の入れ替えがあり未知数な部分は多いものの、質はバイエルン、チャンピオンズリーグの経験値はアトレティコの方が現状は上。チームはルイス・エンリケ監督の元かなり仕上がっている印象はあるものの、まだまだ積み上げは乏しい状況。早い段階で余りにも厳しい対戦相手と当たることとなってしまいました。
③ダークホース的な存在に
一方厳しいものの楽しみなのはレバークーゼン。
こちらもインテル、リヴァプール、ミラン、アトレティコと厳しい相手と組む事になりましたが、昨年シーズン公式戦で僅か1敗の「奇跡」のチーム。そしてチームのベースとなる選手、監督も変わっておらず満を持してのチャンピオンズリーグ挑戦になりそうです。
そんな中対戦するのがしっかりと強化を行い優勝候補でもあるインテルやアトレティコ、そして指揮官が変わったミラン、リヴァプールと自チームの力を図るにはうってつけの相手で、特に大会屈指の完成度を誇るとされるインテル相手に勝利する事が出来るとダークホース的な存在になってくるでしょう。
他にもリヴァプール、インテル、ユヴェントス、アトレティコと組んだライプツィヒ、レアルマドリード、バルセロナ、アーセナルと組み事になったアタランタなど魅力的なカードが盛りだくさん。大会方式の是非も含めて今から楽しみです。
では
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