今回はパリSG所属のウスマン・デンべレ選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
過去記事はコチラ↓↓
①今シーズンへの布石は
昨シーズンバルセロナから5000万€という「格安」の値段で加入したデンべレ選手は、当時のチームの中心であるエンバぺ選手と共に崩しの切り札としての活躍が期待されました。
そして迎えた昨シーズンは持ち前の打開力は存分に発揮するも決定力には難を残し、リーグ戦では僅か3ゴールに終わることに。また守備の献身性も物足りなくチャンピオンズリーグではバルセロナ戦でのゴールなど決定的な働きはあったものの、準決勝のドルトムント戦では沈黙しチームも無得点で舞台から去ることに。
リーグでは連覇を果たし優勝には貢献するも最大目標であるチャンピオンズリーグを果たす事は出来ないまま、シーズン後親友エンバぺはレアルマドリードに移籍。それでもルイス・エンリケ監督はデンべレ選手を度々0トップとして起用を試みる等今シーズンへの布石は打たれていました。
②本格的に0トップにコンバート
そんな中迎えた今シーズン。序盤は主に右ウイング、偶に0トップとしての起用はあったものの組織整備がなかなか進まず組み合わせに恵まれなかったチャンピオンズリーグでは大苦戦。それでも自身の得点もありシティ戦の勝利を含めラスト3戦で3連勝を果たし何とかリーグフェーズ突破を決めます。
しかし冬の移籍市場でクワラツへリアが加入すると、本格的に0トップにコンバートされる事に。すると持ち前の能力が開花するようになります。
デンべレ選手の特長は両利きであることと独力の突破ですが、0トップになったことでその特長が大きなアドバンテージに。度々低い所に降りてきてビルドアップに参加、時には両サイドに流れながらゲームに参加し、低い位置で持った場合は相手が付いてきたら両足のキックで即座にサイドに展開、付いてこなかったら前を向いてドリブルやコンビネーションで打開を試み攻撃のバリエーションが大幅に増加。
さらに度々サイドに流れるので余計にマークを絞り辛くなっています。(勿論フリーにすればドリブル突破に持ち込まれます。)
またそのメカニズムが監督によって半ばオート化したことからスペースと心理的余裕が生まれることになり、デンべレ選手のシュート精度も格段に上がる事に。守備でもプレスの先鋒役としてチームを引っ張り、中心選手としてここまでリーグアンで21ゴール、チャンピオンズリーグで8ゴールを記録する等素晴らしい活躍を果たします。
③問題児からチームに不可欠なエースへと成長
デンべレ選手の得点力、そして両ウイングの打開力と献身性に中盤の技術とプレス耐性もあり今やパリは欧州一とも言える程の戦いぶりを展開。チャンピオンズリーグでは準決勝に進み1stレグではアーセナルに先勝する等、悲願のチャンピオンズリーグ優勝は現実的になっています。
しかしこの試合でデンべレ選手はハムストリングを負傷。現状2ndレグには間に合いそうになく、チームの総合力が試される事になりそうです。
問題児からチームに不可欠なエースへと成長し、今やバロンドール候補にも名前が挙がっているデンべレ選手。果たして稀代のドリブラーは欧州最高の舞台で頂点に立てるのか今後のプレーに注目です。
では
![]() |
|
![]() |
PARIS SAINT-GERMAIN RFウォレット 財布 コンパクト財布 パリサンジェルマン 財布 折り畳み 二つ折り PSG-001
|