今回はレアル・ソシエダ所属のダビド・シルバ選手について書いていきます。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
1回目はエイバル~バレンシア(2004~2008)時代です。
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①先代魔術師の背番号を身に着け
ダビド・シルバ選手は2000年にバレンシアの下部組織に入団すると、2004年にエイバル(スペイン2部)にレンタル移籍してプロデビューします。
そこでプロ1年目にも関わらず主力としてインパクトのある活躍を果たすと、翌年には当時昇格したばかりのセルタに移籍。すると1部でも主力として活躍する等、その才能を見せつける事となります。
そして海外からのオファーが数多くあった中、バレンシアは長期契約を結び流出防止を行うとレンタル先から呼び戻し、2006年までチーム崩しの切り札として活躍していた「魔術師」アイマールの背番号を背負わせレギュラーとしてプレーさせることを選択します。
②リーグを彩ったアタッキングユニット
するとダビド・シルバ選手もその期待に応えるかのように躍進。特にビジャ、ホアキンとの攻撃ユニットは破壊力抜群で、数々のゴールを演出してチームを引っ張ります。
しかしクラブは当時深刻な財政難に陥り、満足な補強が出来ずに徐々に成績は低迷。
2007-2008シーズンには2シーズン連続で決勝に進出した伏兵ヘタフェを破り自身初のタイトルを勝ち取るも、自身をレギュラーとして抜擢したフローレス監督は2007年に成績不振で解任、そして続くクーマン監督はベテラン選手と衝突しクラブを混乱に陥れたまま途中解任とシーズン全体では散々な出来に。
リーグを彩ったアタッキングユニットを擁しながらも10位と低迷してしまう事となります。
③「クアトロ・フゴーネス」の一員として
しかし2006年にデビューしたスペイン代表では継続して招集され、2007年には中心選手として活躍することになります。
そしてユーロ2008でも順当に選ばれ本選でもレギュラーとしてプレー。イニエスタ、シャビと共に試合を組み立てビジャ、フェルナンド・トーレスの2トップに託す役割を見事にこなしていきます。
しかし準決勝のロシア戦ではクラブの同僚であるビジャが負傷退場を余儀なくされチームは得点源の一人を失うことに。それでもセスクを加えたスペインは素晴らしいパスワークを見せつけ見事に勝利すると、決勝でも同じ布陣で挑みドイツの勝利。
4人の創造者が中盤に並び立つ「クアトロ・フゴーネス」の一員としてスペインを欧州一に導くこととなりました。
そしてスペインは黄金期に突入していきますが、クラブレベルでは物足りない事に。そしてシルバ選手に転機となるオファーが舞い込むこととなります。
では
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