今回は現役引退を発表したダビド・シルバ選手について書いていきます。
今回は改訂版となっています。
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①契約延長をして新シーズンに臨む事に
シルバ選手は2022-2023シーズン、怪我もありながらも28試合に出場し2ゴール5アシストの活躍。数字こそは特筆した所は無かったものの、やや無茶とも言えるビルドアップや崩しを成立させる判断力や技術、そして久保、メンデス、メリーノと共に美しい連携を披露する等その実力を遺憾なく発揮。
彼らの成長を手助けると同時に、10年ぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献。
オフには2024年までの契約にサイン。契約延長をして新シーズンに臨む事となりました。
②キャリア晩年では致命的と言える怪我
しかし今年の7月19日にクラブで行われたトレーニング中に負傷し離脱。
検査の結果、左ひざの前十字靭帯の断裂と判断。8ヶ月から10ヶ月かかるこの怪我は37歳になりキャリア晩年に差し掛かるシルバ選手にとっては致命的とも言える怪我となり、一斉にメディアは現役引退かと報じられることとなります。
そして7月27日に自身のInstagramで現役引退を発表。
数々の素晴らしいプレーを見せた名手が怪我で引退。何とも寂しい結末となってしまいました。
キャリア公式戦で870試合以上に出場し獲得した主要タイトルは19(クラブ16、代表3)。
マンチェスターシティではレジェンドとして銅像が建てられ、スペイン代表ではキャップ数歴代7位、ゴール数歴代4位と華々しいキャリアを残し、スパイクを脱ぐこととなりました。
③多くのファンを感動させた「魔術師」
それでもそのテクニックとライン間で見せる「マジック」で多くのファンを感動させてたことも記憶に新しく、特に語り継がれているのはユーロ2012での「3人股抜き」ゴールです。
初戦のイタリア戦をドローで終えた「無敵艦隊」は、2戦目のアイルランド戦で本領発揮。フェルナンド・トーレスの開始早々のゴールでリードするとその後も試合を支配。
そんな中で生まれたのがこのスーパーゴールで、ゴール前にも関わらず驚異的なキープで相手を無力化すると、アイルランドの3人の股を通す異次元のシュートを放ち追加点。これぞダビド・シルバ選手と言える技術をまざまざと見せつけてくれました。
またバレンシア時代に見せた、2006-2007シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝のチェルシー戦1stレグで名手チェフの牙城を崩したスーパーミドルも印象的で、多くのプレーが今でも心に残っています。
ワイナリーを立ち上げる等実業家としても活躍しているシルバ選手。暫くはサッカー界から距離を置くと考えられますが、いつか「采配の魔術師」としてピッチ脇で活躍する姿を今から期待してしまいます。
では
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