きちのうすめ雑記

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ダビド・シルバ~ライン間の魔術師~【特集】

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今回はレアル・ソシエダ移籍が決まったダビド・シルバ選手について書いていきたいと思います。

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Getty Images

①ライン間の魔術師

ダビド・シルバ選手の特長はライン間の動きにあります。ボールの受け方、パスコースを作る動きが素晴らしく、パスを受ける瞬間ひょこっと空いているスパースに出てきてタッチの細かいターンで前を向きドリブル、パスに繋げます。

そのドリブル、パスも秀逸で、プレミアリーグの屈強なDFをひらりひらりを躱していく体重移動の駆け引き、左足を中心とした精度の高いキックでチャンスメイクを行います。またコースを狙ったミドルシュートも大きな武器で年間5~10ゴールが計算出来る選手です。

その動きは本来ない所にスペースが出来たように感じる為「ライン間の魔術師」と呼ばれ、バレンシア、シティでは長年主軸を務めました。

 

②フィジカルを頭脳でカバー

フィジカルには課題があります。サイズ、厚みともに不十分で守備も精力的に行いますが対人となると心許ない部分が強いです。

反面攻守共に卓越したサッカーIQでカバーしており攻撃では前述したように「魔法」を起こし気の利いた動きを行い、守備では主にインターセプトで貢献します。特にインターセプト後のボールの送り所は素晴らしくカウンター時でも生かされる選手です。

そのプレースタイルはグアルディオラ監督が行うポジショナルプレーに求められる選手像に合致するため「ポジショナルプレーの申し子」と言えます。

 

③よりテクニカルなサッカーに

シティからの退団が決定しラツィオへの加入が有力視されていましたが一転ソシエダの加入が決定しました。アルグアシル監督が行うポゼッションサッカーにバッチリ合致しることと、ウーデゴール退団が濃厚な中盤に再び創造性をもたらす意味では両者に有益な移籍だと思います。

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そして何よりラ・リーガにかつてバレンシアで輝きスペインにW杯とEUROのトロフィーをもたらした英雄の帰還はファンにはたまらないと思います。

 

34歳となりフル出場は難しい年齢になったダビド・シルバ選手ですがソシエダの地でも極上の「魔法」を繰り出してくれるでしょう。

 

では