1stレグはドルトムントが先勝したものの、点差は僅か1でパリホーム。攻勢に出るであろうパリの攻撃をドルトムントがどこまで凌ぐことが出来るのか、注目です。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、パリSGvsドルトムントの感想です。
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両チームのスタメン&結果
前半
パリはゴンサロ・ラモスをトップに置いた4-3-3、対するドルトムントは中央を固めた守備4-4-1-1の4-2-3-1を採用していました
試合はパリが右肩上がりのビルドアップをしながらボールを保持、ドルトムントが中央を固めてからのカウンターを試み、共にチャンスを作っていきますが、パリのエンバぺ、デンべレはラモスとのコンビネーションが上手くいかず攻撃は停滞。
対するドルトムントもアディエミが一人抜け出すもドンナルンマにシュートを弾かれゴールを奪うことが出来ず、そのまま前半を終えます。
後半
後半早々パリはザイール・エメリのシュートがポストに弾かれると、パリ守備陣のミスから得たコーナーキックからフンメルスが頭で決めアウェーのドルトムントが大きな先制点を挙げます。
ホームでまさかの失点を喫したパリはアセンシオ、バルコラ、イ・ガンインを投入すると、攻撃に流動性が出て猛攻を仕掛けることに成功します。ドルトムントもジューレを投入し5バックに変更するも中々パリの攻撃を止められずにいますが、ヌーノ・メンデスのシュートは再びポストに嫌われると、エンバぺのシュートもコーベルが触ったことでクロスバー直撃。さらにヴィティーニャのミドルもクロスバーに嫌われる等、悉く運に見放されそのまま試合終了。
ドルトムントがトータルスコア2-0で勝利し11年ぶりのチャンピオンズリーグ決勝進出を決めました。
総評
パリはまたしてもチャンピオンズリーグ制覇ならず、計4度のクロス、ポスト直撃もあり運に見放された部分は大きかったものの、気になるのはゴンサロ・ラモスの起用と交代タイミング。
1stレグでは相手両センターバックの出来が良かった為無得点でしたが、機能していた3トップ(デンべレ、エンバぺ、バルコラ)を解体したのは疑問符が付くところで、実際この試合で起用されたゴンサロ・ラモスはオフザボールの質に乏しく、攻撃に深みを持たせる事は出来ませんでした。さらにこの状況を60分過ぎまで引っ張った決断(仮に同点であれば守備面を考えると引っ張る理由が判ります。)での判断としては遅すぎであり、ルイス・エンリケ監督の修正力にも疑問部が付くこととなりました。
そんな中でもヴィティーニャは攻守共に高いクオリティでプレー。両ウイングが沈黙していた状態で違いを見せる存在となっていました。
対するドルトムントは1stレグの結果を受けしっかりと中央を締めた堅守速攻で戦い抜き見事に勝利。チームがやるべきことをはっきり決められたのが最高の結果に繋がりました。
そしてフンメルスは決勝ゴールに併せて素晴らしいリーダーシップと読みを生かした守備で好守において活躍し、2試合通して大きな違いとなりました。またコーベルも的確な判断でシュートストップして勝利に貢献。特にエンバぺのシュートを防いだシーンは決まれば同点に追い付かれてもおかしくない状況であったので貴重な働きを見せたと言えます。
戦前の評価を覆し見事決勝に進んだドルトムント。決勝での戦いも期待しています。
では
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