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再評価される監督 バレンシア バラハ監督~止まらない主力の放出に歯止めをかける若手の成長~【サッカー】

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今回は再評価される監督について書いていきます。


第3回目は「バレンシア バラハ監督」です。

Getty Images

①ギリギリの残留と相変わらずの消極的な投資

昨シーズン途中就任したもののチームを中々立て直すことが出来ず、降格圏に沈んでいたバレンシアのバラハ監督ですが、ハビ・ゲラやディエゴ・ロペスカンテラの若手選手を積極的に起用する方針が見事に嵌り終盤に追い上げを見せ、何とか降格圏から勝ち点差2の16位でシーズンを終えます。

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その勢いのまま新シーズンを迎えておきたい所でしたが、ムサ(ACミランへ)、リーノ(アトレティコマドリードへ)を筆頭に主力を放出する一方、獲得した中で主力級として期待されたのはライバルレバンテから引き抜いたペペルのみと消極的な投資に終始。ピーター・リム会長の悪政が再びクローズアップされることとなりました。

 

②止まらない主力の放出に歯止めをかける若手の成長

それでもチームは大型連敗をしない安定した戦いぶりを見せ降格候補という当初の予想に反して中位に。その要因は若手の成長で、ママルダシュヴィリは昨シーズンを経験を生かし今やリーガ屈指のGKに成長。今シーズンもリーグ戦全試合先発出場を果たしています。

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またウーゴ・ドゥーロは持ち前の得点センスを開花させ、ここまで13ゴールを記録。軸になるストライカーの存在により、ペペルとハビ・ゲラのダブルボランチのパスセンスが生かされ堅守速攻が機能

それでも冬の移籍市場では守備の大黒柱であったガブリエウを契約上の問題(一定以上の出場で自動的に更新)で半ば放逐ようにアトレティコに放出。再びフロントの無計画さを露呈してしまいますが、しかしその後も今シーズン台頭したモスケラを中心に粘り強い守備を披露。止まらない主力の放出に歯止めをかける若手の成長で、欧州カップ戦も狙える8位に位置しています。

 

③クラブの栄光時代を知るだけに

しかし来シーズンも現オーナーが変わらない限り、前述した選手も含め主力の放出は阻止出来ないと思われ、現在でもママルダシュヴィリは勿論の事、前述した選手全てが売却候補になってくるでしょう。それでも希望が持てるのはクラブのアイデンティティを取り戻させたバラハ監督の存在。

1990年代後半~2000年代前半のクラブの栄光時代を知るだけに、若手選手とまだ見ぬ才能あふれた選手の発掘で何とか乗り切りたい所です。

累積負債は4億5000万€に到達する等、もはや名門復権というよりはクラブ存続を続け新たな買い手を探すしかないフェーズに差し掛かっているバレンシア。そんな中でも若手選手はクラブのレジェンド監督に率いられピッチ上で躍動する等希望は見せているだけに、今後も動向を追っていきたいと思います。

 

では

 

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