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長谷部誠~プレースタイルと自身の巧みな変化~【特集改訂版】

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今回は4月17日に引退を発表した長谷部誠選手について書いていきます。

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①数々の記録を更新するも

2021-2022シーズン途中で、2022-2023シーズンを選手として過ごした後に、コーチングスタッフに就任するという異例となる5年契約を結んだ長谷部選手ですが、久しぶりに参戦したチャンピオンズリーグではケインを抑え勝算を浴び、さらにDFBポカールでは鎌田のゴールをアシストする等チーム内に欠かせない選手であることを証明。シーズン途中で新たにクラブと契約延長を結びます。

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そして迎えた2023-2024シーズンですが、先発は僅か2試合に留まり出場時間が激減。満足なシーズンとはいかず、ここが潮時となったのか現役引退を発表することになりました。

クラブではブンデスリーガ(2008-2009)、DFBポカール(2017-2018)、ヨーロッパリーグ(2021-2022)と3つのタイトルに貢献。

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そして個人では今シーズン開幕戦で途中出場しクラブでの最年長出場記録を更新、第14節の途中出場で外国人選手の出場数でクラブ史上最多を記録、そしてブンデスリーガでのアジア選手最多記録となる通算383試合に出場する等、偉大な記録を残しました。

 

②プレースタイルと自身の巧みな変化

長谷部選手がここまでの活躍を見せたのは「プレースタイルと自身の巧みな変化」にようものが大きかったと思います。

浦和レッズ時代はどちらかと言えば攻撃的な選手で、ドリブルが得意ではあるものの時折強引さが目立っていた選手ではありましたが、ボランチに定着後は攻守に気を利かせるバランサーとして活躍。そしてヴォルフスブルク時代はボランチだけではなくサイドハーフサイドバックとしてもプレーし、ダイナミズムも兼備する等、当時のチームに求められた役割を着実に遂行していました。

そしてその後移籍したフランクフルトでは更にポジションを下げ3バックの一角でプレー。長く現役をプレーする選手は多少なりともスタイルの変更を行うものの、ここまでスタイルを変更し尚且つ自身のメンタルを変える(コンバートにはこれまでやってきたプライドや大きな不安が付きまといます。)事が出来た選手は数少なく、長谷部選手が長く現役を続けてこれた大きな要因であると個人的には思います。

 

ブンデスリーガ初の監督就任も

そして気になるのは引退後の動向ですが、引き続きフランクフルトに残留し育成部門に携わる事になりそうです。

またブンデスリーガの全クラブで監督を行うことが出来るS級ライセンス習得を目指しており、将来的にはブンデスリーガ初の日本人監督が誕生するかも知れません。

選手として確かな実績を積み、日本人選手が長く欧州で活躍出来る事を証明した長谷部選手の今後の動向にも注目していきたいと思います。

 

最後に22年間の現役生活、本当にお疲れさまでした。

 

では

 

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