今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン、躍進するクラブについて書いていきたいと思います。
8回目は「フライブルク」です。
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基本布陣
①昨シーズンと同様上位を維持
昨シーズンにリーグ6位に付け、カップ戦でも決勝進出を果たしたフライブルクですが、オフには守備陣の中心であったシュロッタ―ベックをドルトムントに引き抜かれながらもギンター(ボルシアMGから)、堂安(PSVから)、グレゴリチュ(アウクスブルクから)と即戦力級の選手を獲得し期待が持てるシーズンとなりました。
すると序盤から一時期首位に浮上する等安定した成績を記録し、上位に食い込む躍進を見せると、後半戦もバイエルン、ドルトムント、ライプツィヒとビッグクラブには力負けする場面は見せるものの堅実に勝ち点を稼ぎ、昨シーズンと同様上位を維持。クラブ初のチャンピオンズリーグ出場に大きく前進しています。
②柔軟性の高さとセットプレーの得点力
フライブルクの強みは柔軟性の高さとセットプレーの得点力であると思います。
シュトライヒ監督の下まとまりを見せるチームは組織としての高い戦術理解力を誇り、4バック、5バックの使い分けの上手さやポゼッション、堅守速攻の使い分けなど非常に柔軟性が高いサッカーを見せています。
また精度の高い右足を武器としているグリフォ、強烈な左足を持つ堂安という優秀なキッカーに加え、高さを武器とするギンター、グレゴリチュも加わったことで得意のセットプレーもさらに磨きがかかっており、今シーズンも多くのゴールが生まれ最大の得点源となっています。
そしてギュンター、グリフォのコンビネーションが冴えわたる左サイド、内に堂安、外にシルディリアが配置する個の力強さが際立つ右サイドとサイドアタックも魅力的で、彼らを操るへフラーも含めたユニットは機能性は非常に高いです。
③初のチャンピオンズリーグ出場へ
ただバイエルン、ドルトムント、ライプツィヒに完敗を喫する等、どうしても個の力で勝る相手には弱みを見せており、正直現時点では彼らを脅かす存在にはなり得ないでしょう。
しかしライバルであるウニオン・ベルリンは守りを固められた際の打開力、フランクフルトは試合によっての好不調の波があるので、初のチャンピオンズリーグ出場へはいかに取りこぼしを減らすかが勝負になってきそうです。
ブンデスリーガ屈指の名将に率いられ、個とチームワークが上手く融合した好チームになっているフライブルク。今後の戦いも非常に楽しみです。
では
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