※ネタバレ有り
今作は安室透(古谷零)の同期である警察学校組がピックアップされる事に。そして高木刑事と佐藤刑事の恋路の進展がチェックポイントです。
今回は2022年に公開された「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」について書いていきます。
①優雅に座るゼロ
開始早々高木刑事と佐藤刑事の結婚式からスタートですが、、、これは警察のデモストレーションで早々に花嫁フラグが消失。原作との関係で関係性を進めるのはご法度なので仕方が無いのですが、その後は安室透や警察学校組を中心としたストーリーが進んでいきます。
そして目にしたのは首に爆弾を巻かれ、豪華な椅子に優雅に座る安室。その達観した態度は彼らしい(慌てふためく彼の姿は誰も見たくありません)ですが、このシチュレーションでのこの行動は流石にツッコミどころが多かったです。
「さすがだね、君は。わざと1人になる時間を作り、我々に拘束させる時間を与えた。君は一体何者なんだ!!!」
因みにコナンはちゃっかり五条化。しっかりトレンドを抑えていました。
それでも警察学校組の活躍は非常に格好良く、短い時間でも彼らの良さは存分に発揮されていたと思います。
②人間離れした「世界的爆弾魔」
そして物語が進んでいくとプレーミャと言われる「世界的爆弾魔」が登場。
その余りにも突発的な登場は流石コナン映画と言った所ですが、際立つのはその強さ。
特殊な爆弾を作る知識の豊富さはともかく、
・各能力に特化した警察学校組複数人相手に単独で逃げ切る事に成功。
・作中屈指の強キャラである安室相手に右肩が上がらない状態で互角に戦闘。
・複数のイレギュラーに対応するその周到さ。
等、戦闘面や頭脳面でも人間離れしており、コナン映画でも屈指の強敵となっています。
「私の正体を知る者は、誰一人生かすことはできない!!」
個人的には蘭との戦闘は見てみたかったものの、もはや彼女は確率されたポジションを獲得(主人公の彼女)し、すっかり隠居状態に。今作でも早々に空気化しており、今後の奮闘を期待しています。
③ターゲットは渋谷スクランブル交差点
そして今回の爆破ターゲットは渋谷スクランブル交差点。時期的にハロウィンということで甚大な被害が予想されましたが、流石に周りのビルを破壊しまくるわけにはいかず、破壊もビルの看板ぐらいでやや拍子抜けでした。
それでもスクランブル交差点を時限爆弾の着地点にさせるあたりがコナン映画なる所で、阻止の仕方も何とも強引でハチャメチャでした。
今作も全体を通して推理パートは少なく、ほぼアクション映画となっており、普段のコナンファンの方の中には物足りなさを感じるとは思いますが、個人的には数年前から「こういうもの」と思っている為非常に楽しめた今作。
安室透だけではなく警察学校好きにはたまらない1作となっていますので、是非見ていただくのをお勧めします。
では
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