1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
2回目はインテル(2011~2017)時代です。
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①異次元のコミュニケーション能力を発揮
2011年冬の移籍市場でイタリアの名門インテルに移籍した長友選手ですが、そこで見せたのは「日本人らしくない」異次元のコミュニケーション能力。当時チームの絶対的司令塔だったスナイデルと親友関係になる等、瞬く間にチームに溶け込んでいきます。
その効果はピッチ上でも表れ、レオナルド監督は彼を積極的に起用。コッパイタリアのパレルモ戦ではフル出場して優勝に貢献。イタリアで初のタイトルを獲得しました。
しかしそのレオナルド監督もこのシーズンで退任し、翌2011-2012シーズンでは2度の監督交代が行われる等、クラブ自体が長い低迷期に。長友選手も監督交代ごとにメンバーから一旦外される等、困難な時期に立ち向かうことになります。
②別れが着実に
ただそんな中でも最終的にレギュラーに返り咲くのも長友選手であり、2013-2014シーズンにはゲームキャプテンを任される等、素晴らしいシーズンを過ごす事に。
またビッグクラブの宿命か毎年のように優れたタレントが加入し、更に何度も戦力外のような扱いを受けても最終的にレギュラーとしてピッチに立っている反骨心も特筆に値し、キブ、ダンブロージオ、アレックス・テレス等多くの名手と激しいレギュラー争いを繰り広げていました。
しかし度重なる怪我による欠場も目立つと、2017-2018シーズン途中から出場機会が激減。当時のスパレッティ監督にも移籍を勧められる等、7年過ごしたインテルからの別れが着実に迫ってきていました。
③屈辱のグループリーグ敗退
2010年のW杯で前評判は悪かったものの決勝トーナメントに進出した日本代表は、2014年W杯ザッケローニ監督の下長友選手は勿論の事、本田(ACミラン)、内田(シャルケ)、香川(マンチェスターユナイテッド)等ビッグクラブでプレーする選手を始め吉田(サウサンプトン)や酒井宏樹(ハノーファー)、大迫(1860ミュンヘン)等若い世代も台頭しており、日本サッカー史上最強と言われるメンバーが揃っていました。
さらに2011年のアジアカップでも見事優勝を果たしており、世界に驚きを与える事が大いに期待されていましたが、結果はグループリーグ敗退。
初戦のコートジボワール戦では自身の背中を悉く突かれ、自分のサイドから立て続けに2失点を喰らう等屈辱を味わうと、3試合とも走行距離チームトップを記録するもチームは敗退。前述したように個人としては最高のシーズンを過ごしていただけに残念な結果となりました。
豊富な運動量とフィジカルを武器にしていた長友選手。しかしベテランの年齢に差し掛り勤続疲労も出てきており、確実に身体的な衰えが忍び寄ってくることになります。
では
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