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ローマvsラツィオ~チーム作りの進捗状況の差が出た1戦~【サッカー】

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共に監督交代を行っており新指揮官の下、再建を図る両チーム。今シーズンだけではなく来シーズンにも影響するローマダービーとなりそうです。

 

ということで先日行われたセリエA31節、ローマvsラツィオの感想です。

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両チームのスタメン&結果

 

前半

ローマは守備4-4-1-1の4-3-3、対するラツィオは守備5-2-3の3-4-3を採用していました。

試合は共にアグレッシブな立ち上がりになるものの、ローマはラツィオのハイプレスによりビルドアップが詰まりショートカウンターを許すと、ラツィオ慣れないポジションに戸惑っている選手が多く連動性を出せない等共に決め手を欠きます。

それでもジョレンテマンチーニがプレスを掛ける相手両シャドーとの距離を空け時間を作ると、ディバラが神出鬼没な動きでボールを受けながら徐々にプレスを躱し押し込んでいきます。

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すると終了間際にコーナーキックからマンチーニ上手く合わせローマが先制点を挙げると、そのまま前半を終えます。

 

後半

後半ラツィオは3選手を交代し打開を試みるものの、プレスの縦ズレに迷いと遅れが出ておりペースを握ることは出来ずローマに決定機を作られる事に。それでもエル・シャーラウィのシュートはポストに直撃する等失点には繋がらずにいると、ゲンドゥジのシュートのこぼれ球に反応した鎌田がネットを揺らすもオフサイド

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得点を奪えずにいると、その後も攻め込むも最後までローマ守備陣を崩せずそのまま試合終了。ローマがダービーを制しリーグ戦7戦無敗を果たしました。

 

総評

ローマはチームのまとまりの差が出て勝利。正直ビルドアップ面は両センターバックとディバラの個の判断に任せるところは大きいものの、チームの勝利に向かうまとまりは素晴らしいものがあり最近の復調が理解出来る試合となりました。

特にマンチーニジョレンテの両センターバックは前述した攻撃面での修正は勿論の事、守備でも3トップに仕事をさせずクリーンシート達成に大きく貢献。特にマンチーニ試合中のトラブル(怪我)にも関わらず決勝点と、素晴らしい働きを見せました。

一方ラツィオはまだ試行錯誤の状況。今シーズン初めて3バックを採用したものの、機能したと言えるのは両ボランチと鎌田、マルシッチ、カザーレ、ヒラぐらいで、前サッカーに慣れていた選手達からは明らかに戸惑いが見られ時間がまだ必要であることが判ります。

特に守備時は前線がプレスのスイッチを入れるも縦の連動が機能せず、嵌めきれずに躱される事に。現状を考えると守備だけでも機能させていかないと安定した結果は望めないだけに、トゥドール監督の組織構築に注目です。

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そんな中でもヒラは広範囲なカバーと果敢な持ち上がりで、停滞していたチームにアクセントを付ける活躍。今後も3バックを使っていくのであれば欠かせない存在となりそうです。

 

チーム作りの進捗状況の差が出た1戦。共に現順位に甘んじるようなクラブではないだけに今後の巻き返しに注目です。

 

では

 

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