今回は日本代表の過去のW杯での記録、そして記憶に残ったことを書いていきます。
5回目は「2014 日本代表」です。
結果:グループリーグ敗退
vsコートジボワール ●1-2
vsギリシャ △0-0
vsコロンビア ●1-4
主な布陣
①期待感は高いものの不安は日増しに
W杯出場を決めた際の代表に対する期待値は、主力選手がクラブレベルでも活躍を果たしていることから非常に高かったと言えます。
しかし半年前にACミランに移籍した本田は得意のトップ下起用ではなくサイド起用を強いられ精彩を欠き、マンチェスターユナイテッド2年目の香川はモイーズ監督の構想外となり出場機会が激減。内田は怪我でシーズンの大半を離脱する等、中心選手の出場機会やコンディション面の不安が日増しに増えていきました。
それでも長友、岡崎はキャリア最高とも言える活躍を披露すると、Jリーグ得点王に輝いていた大久保がサプライズ選出される等好材料もあり、本選に向けての準備は着実に進んでいると思われました。
②現実を突き付けられる
そんな中始まったグループリーグ初戦のコートジボワール戦。日本は前線の守備が散発で守勢に出ることとなりますがスローインから繋いだボールを本田がゴールを決め先制点を挙げます。
しかしコートジボワールは押し込み始め、日本は長友の裏のスペースを悉く突かれると後半、途中出場のドログバを囮にしたボニーとジェルビーニョにクロスを叩き込まれ逆転負けを喫します。
続くギリシャ戦では相手に退場者が出ながらも守りを固める相手に攻めあぐね、スコアレスドローで勝ち点1に留まります。
そして3戦目のコロンビア戦では早々にPKを与え失点するも、岡崎のダイビングヘッドで同点に追いつき反撃ムードが出てきます。しかし途中出場したハメス一人に1ゴール2アシスト(しかもゴールはFIFAプスカシュ賞に選ばれました。)を許し1-4の大敗を喫し未勝利で大会を去ることとなりました。
この大会は
・選手の固定化の弊害(プランBの少なさ)
・前述した主力選手の不振やコンディション調整の失敗
・全体的な守備組織の脆弱さ
等が取り上げられたものの、結局は選手のビッグクラブ行きによる期待と自信(選手の質は決して悪くは無いです。)、そして「自分たちのサッカー」というある意味傲慢とも言える考え(相手のスカウティング不足)がチームに隙を生み、厳しい現実を突き付けられる形となりました。
③主流となるサッカーへ
大会後ザッケローニ監督は退任。JFAは再び世界を知っていて、世界を経験している監督の招聘に動くこととなります。
そしてメキシコ代表で2大会を率いたアギーレ監督を招聘。しかし八百長疑惑もあり、僅か半年強で契約解除するに至りました。
そこで次に白羽の矢が立ったのは2014年大会で史上初のベスト16入りを果たし、さらに大会で優勝したドイツ代表を最後まで苦しめたアルジェリア代表を率いたヴァヒド・ハリルホジッチ監督。
積極的なプレスからのショートカウンターという当時の主流となっていたサッカーを主軸としており、日本サッカーの弱点であった守備組織の構築とトランジションの遅さの改善という意味では適している監督であると思われました。一方、その選手や首脳陣と度々もめ事を起こす強烈なパーソナリティーは不安要素ではあり、この不安要素は数年後見事に露呈することとなってしまいます。
では
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