今回は阪神タイガースvsDeNA戦の感想を書いていきたいと思います。
2勝 4敗 0分 15得点 19失点 6位
①守備の乱れもあり、京セラドームの連勝は9でストップ
先発は村上投手。
初回いきなり1アウト1,3塁のピンチを招くと、牧選手の放った打球を佐藤輝選手がまさかのファンブル。先制点を与えると、2アウト満塁から山本選手に走者一掃のタイムリースリーベースを打たれ早々に4点のビハインドを背負います。
しかしその裏近本、中野選手の連続ヒットで1点を返すも、3回村上投手が再び満塁のピンチを招くと石上選手の当たりを大山選手が本塁で刺すものの、リクエストの結果セーフ。フィルダースチョイスでさらに1点を追加されます。
打線はその後得点を奪えずにいましたが、7回に木浪選手の今シーズン初ヒットとなる本塁打を放つと、8回には森下選手のサードゴロの間に近本選手が本塁に生還し、2点差まで詰めます。
しかし9回に2アウト1,2塁のチャンスを作るも決めきれずそのまま試合終了。守備の乱れもあり、京セラドームの連勝は9でストップしました。
②流れを変える逆転弾
先発は伊藤将投手。
初回オースティン選手にホームランを打たれると、2回にも2アウト2塁のピンチから石上選手にタイムリーを打たれ早々に2点差を付けられます。
打線は3回までDeNA先発濱口投手に苦しめられるものの、4回に1アウト2,3塁のチャンスから大山選手が今シーズン初となるタイムリーを放ち1点差に追いつきます。
そして流れを変えたのは森下選手。6回1アウト2塁から左翼5階席に届く衝撃弾で逆転に成功すると、8回には近本選手が今シーズン初本塁打、そして佐藤輝選手も今シーズン初打点となるタイムリーを放ちダメ押しに成功します。
9回には岩崎投手が今シーズン初セーブを記録する素晴らしい投球を披露しそのまま試合終了。
流れを変える逆転弾で見事勝利を手繰り寄せました。
③幾度となく訪れた好機を生かせず2カード連続の負け越し
先発は西投手。
初回から4回までランナーを背負う苦しい投球になりますが、粘りの投球で0行進を続けます。
するとその裏に1アウト1,3塁のチャンスを作り梅野選手が先制のタイムリーを放ち均衡を崩すと、木浪選手のファーストゴロの間に追加点を挙げ2点を先制。2度のリクエスト検証の末どちらもセーフになる佐藤輝選手の素晴らしい走塁も光りました。
しかし6回西投手が連打を浴びノーアウト1,3塁のピンチを招くと関根選手にタイムリーツーベース、そして松尾選手に死球を与えノーアウト満塁のピンチを背負います。
その後大和選手は仕留めるも、後続の桐敷投手が打たれ逆転を許します。
何とか追いつきたい打線は7回に1アウト1,2塁のチャンスを作るも中野選手は併殺に倒れ、8回にもチャンスを作るも凡退。そのまま試合は終了し、幾度となく訪れた好機を生かせず2カード連続の負け越しが決定しました。
総評
今カードも負け越しで単独最下位に。しかし1カード目はミスや貧打が目立つ最悪な出来であったのに比べ今カードは2,3戦目はしっかり戦えており、やっとエンジンがかかった状態まで復調したと思います。
ただ心配なのは村上投手の状態で、昨年まで見せていた制球は乱れ何処か力任せに投げている印象が。湯浅投手にも言えることですが大事なのは球速では無く、球質。昨シーズンは140㎞そこそこでも打者を圧倒してきたので、その代名詞である岩崎投手等お手本となる投手もいる為、もう一度自身と向き合って欲しい所です。
打線では決して打ててはいないものの前川選手が好調、佐藤輝選手が復調傾向にある等一時期の底からは抜けた印象。後は内容が本当に良くない(振り切れていない印象があります。)大山選手が何処で復調出来るか、注目です。
次は打線が好調なヤクルト。2巡目となったローテーション投手がどのような投球を見せてくれるか楽しみです。
では
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