今回はマンチェスターシティ所属のフィル・フォーデン選手について書いていきたいと思います。
経歴
フォーデン選手は9歳にマンチェスターシティの下部組織に入団すると、U-17ワールドカップでサンチョやハドソン・オドイと共にレギュラーで活躍。全7試合に出場し、決勝のスペイン戦での2ゴールを含む3ゴールをマークし優勝に大きく貢献します。
するとその後の2017-2018シーズンではカップ戦は中心になるもののトップチーム帯同を果たすと、その後もグアルディオラ監督の寵愛を受けレンタル移籍することなくチームに帯同する事になります。
そして2019-2020シーズンのコロナ明けの試合で結果を残すと、リヴァプール戦では1ゴール1アシストの活躍で見事勝利に導く等本格的にブレイク。その後も攻撃の様々なポジションで結果を残しつつマンチェスターダービーでのハットトリック等インパクトのある活躍を披露。
そして今シーズンはデ・ブライネを長期離脱で欠く中、攻撃の中心として大ブレイク。今やチームに欠かせない存在となっています。
①名将が認める「ダイヤモンドの才能」
フォーデン選手の特長は「圧倒的な攻撃スキルとプレーメモリーの豊富さ」です。
攻撃に関するスキルは群を抜いており、キックやドリブル精度は勿論の事キープ力や判断力も非常に高いレベルにあります。またフィジカル面も優れており、スピードや瞬発力が特に秀逸、プレミアリーグの高い強度にも十分耐えられます。
また若くしてプレーメモリーも豊富であり、カットインや縦、相手の意表を突くパス、そして時折見せる強烈なミドルシュート。それをある程度チームの原則に合わせて取り出す事が出来ているのは驚異的でしかありません。
判断・技術に優れたワールドクラスの選手がずらりと揃えたチームの中でも、レギュラーとして試合に出続けられるのもその高いスキルが年々磨かれているからであり、「名将」グアルディオラ監督が「ダイヤモンドの才能」と評しているのも十分理解出来ます。
②インサイドハーフではまだまだ課題が
また守備技術も年々磨かれており、ウイング起用時では強度の高い守備を行うことが出来ますが、課題となっているのはインサイドハーフ起用時。
デ・ブライネのように4-4-1-1の1で起用される際は問題なく出来るものの、4のボランチで起用される際は守備の戻り遅れやズレ遅れがあり、判断に迷っている場面が見受けられます。その為強敵相手にデ・ブライネと同時起用される際は、ウイング起用がメインになっています。kichitan.hatenablog.com
ただこれまでは攻撃面でも判断に迷っていた部分がありましたが見事に克服しており、自身と向き合える選手である為、グアルディオラ監督の元プレーしていればいずれは攻守万能のセンターハーフになれる可能性は高いと思います。
②世界最高レベルのポジション争い
イングランド代表には2020年に初招集され、アイスランド戦でデビューしたもののその際にグリーンウッドと共に規律違反を犯したとして代表追放される事に。
しかしその後はしっかり謝罪したのかコンスタントに代表に招集され、ユーロ2020、2022W杯のメンバーにも選出。
ただいずれの大会もレギュラーとして起用されていないのはシステムとサカの存在。基本トップ下を置かないシステムを多用していた当時の代表では右ウイングが主戦場に。
さらにそこにはサカやサンチョというワールドクラスの選手がずらりと並んでおり、世界最高レベルのポジション争いを強いられることに。それでも最近はトップ下を配置する4-2-3-1を採用しておりレギュラーとして起用される事も多いものの、それでもべリンガムやマディソン、パルマーなどライバルは多数。今後もクラブと同様熾烈なレギュラー争いが繰り広げられそうです。
年々進化し続けクラブでも代表でも中心選手になりつつあるフォーデン選手。今後の活躍も楽しみです。
では
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