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欧州5大リーグで起こった偉業の軌跡~2011-2012 モンペリエ~【サッカー】

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今回は欧州5大リーグで起こった偉業の軌跡を書いていきます。


3回目は「2011-2012 モンペリエ」です。

(C) REUTERS/AFLO

主なフォーメーション

 

①若手の突き上げが希望に

モンペリエは2009-2010シーズンに1部に昇格すると就任したジラール監督の下、積極的に若手を登用し、昇格初年後にはスパヒッチやティノ・コスタの活躍もありいきなりUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得する5位に躍進

また次シーズンは低迷するもベランダやヤンガ=エムビワ、ボカリ等若手選手の突き上げが希望となっていました。

しかし流石に優勝候補と言える程のチームでは無く、年間予算は僅か3500万€。補強も最低限に終わっており、当時は買収直後であったものの大型補強を敢行したパリ、前年王者のアザール擁するリール、強豪マルセイユに比べればどうしても見劣り、残留が第一のチームでした。

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②爆発したストライカーとベテラン勢の活躍

そんな中で開幕したシーズンですがチームは3連勝でスタートダッシュを決めると、前半戦をパリに肉薄する2位で終えることとなります。

その要因は前年12ゴールを挙げブレイクしたジルーの爆発。前半戦だけで2度のハットトリックを含む13ゴールを記録し早くも前シーズンの記録を超えると、ゴールだけではなく組み立てやポストプレーでも絶大な存在感を示します。

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またマルセイユから加入したベテランDFのイウトンは若い最終ラインを引っ張り安定感をもたらす活躍。そのストライカーとディフェンスリーダーの活躍に引っ張られる形で前述した若手選手やユース上がりのカベラがブレイク。

素早くサイドに展開するカウンタースタイルがベースながらテクニカルな中盤を生かしたポゼッションも可能と臨機応変も光り、パストーレの不調や監督交代などドタバタが絶えなかったパリを振り切って29節からの10節を8勝1分1敗で見事乗り切りリーグ優勝を果たします。

 

③再び中堅クラブに戻るも

しかしその後は最大の立役者であるジルーがアーセナルに移籍し、さらに主力も次々に移籍して再び中堅クラブに戻る事に

それでも安定した戦いを行っており現在までリーグアンに残留。今シーズンも19ゴールを挙げたワヒをRCランスに引き抜かれながらも、新加入のアダムスが7ゴールを挙げる活躍。チームも12位とまだまだ安心できる順位ではないものの粘り強く勝ち点を稼いでいます。

 

パリがリーグを制圧する前に起こった偉業。南仏の小クラブが起こした快進撃はフランス国内に大きな驚きと熱狂をもたらすこととなりました。

 

では

 

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