きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

エデン・アザール 中編~世界最高峰の選手の一人に~【特集】

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

今回は2023年10月10日に現役引退を発表したエデン・アザール選手について書いていきます。

 

1回では書ききれない為、3回に分けていきます。

 

2回目はチェルシー(2013~2019)時代です。

Getty Images

前回の記事はコチラ↓↓

kichitan.hatenablog.com

 

①個人賞を総なめに

移籍初年度にベストイレブンに選ばれる等プレミアリーグを席巻したアザール選手ですが、モウリーニョ監督が復帰し2年目となった2013-2014シーズンも引き続き素晴らしい活躍を見せニューカッスル戦ではハットトリックを記録し14ゴールをマーク。2年連続のベストイレブンに輝きます。

すると2014-2015シーズンにはジエゴ・コスタ、セスク等が加入すると、彼らと素晴らしい連携を見せ前年以上の活躍。リーグでは早々に首位固めを行い、リーグカップと5年ぶりのプレミアリーグ制覇に大きく貢献。プレミアリーグ年間最優秀選手賞、PFA年間最優秀選手賞、FWA年間最優秀選手賞と個人賞を総なめにします。

当時のモウリーニョ監督は後々「練習では努力しない」とそのプロ意識には苦言を呈していたものの毎試合のように決定的な働きを連発。プレミアリーグを代表する選手に成長することになります。

 

②世界最高峰の選手の一人に

しかし翌2015-2016シーズンは深刻な不振に陥り、チームは中位に沈み自身も僅か4ゴールと期待外れな出来で終わるものの、2016-2017シーズンからは再び躍動。

コンテ監督の下シャドーとして起用され、16ゴールを記録する大活躍を果たし自身2度目のプレミアリーグ優勝を果たします。

そして極めつけは2018-2019シーズンで、16ゴール、15アシストという素晴らしい数字を記録。さらにドリブル突破成功率が5大リーグでトップを記録する等圧倒的な成績を残し世界最高峰の選手の一人に

特に前述したようにシャドー起用も生きたのか判断力が劇的に良化され、プレーの幅が多彩に。得意のドリブルがより生きるようになりもはや手を付けられない存在となっていました。

 

③W杯での無双とも言える活躍

そしてその進化は代表にも還元され、クルトワやオリギ等若手が次々と台頭し3大会ぶりに出場することになった2014年W杯は、中心選手として活躍し3連勝で決勝トーナメントに勝ち進むと28年ぶりにベスト8進出に貢献。

kichitan.hatenablog.com

 

さらに4大会ぶりに本大会へ出場したユーロ2016では自身はグループリーグ3戦のスウェーデン戦、決勝トーナメント1回戦のハンガリー戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せるも躍進していたウェールズに敗北しベスト8止まりに

その頃2015年には一時期FIFAランキングで1位にもなっていたことで、そろそろ結果が求められる立場になっており、タレント力の割には力を出し切れていないとの批判を受ける事に。

そんな中迎えた2018年W杯、アザール選手は自身2度目のW杯で無双とも言える活躍。特に準々決勝のブラジル戦ではドリブルを奪われることなく一人で世界レベルの守備陣をキリキリ舞にさせるキレを披露。3度のマン・オブ・ザ・マッチ、そしてシルバーボールにも選ばれる等、個人としては最高の大会となりました。

ただチームは準決勝ではフランス相手に自身は活躍するも、力の差を見せつけられ敗北。カラスコウイングバック起用(当時は守備が余りにも軽かったです。)やデ・ブライネの攻撃力を生かせないボランチ起用等、ロベルト・マルティネス監督の采配の柔軟性の欠如が徐々に問題化していく事となります。

kichitan.hatenablog.com

 

キャリアのピークに差し掛かかったアザール選手。この活躍にあの「白い巨人」が動くこととなります。

 

では

 

(アディダス) adidas/15/16チェルシー/ホーム/半袖/アザール/プレミアリーグチャンピオンバッジ付/BCE41-AH5104

 

(アディダス) adidas/20/21ベルギー代表/ホーム/半袖/アザール/GHW83-EJ8546