今回はボーンマス移籍が決まったジャック・ウィルシャー選手について書いていきたいと思います。
経歴
ジャック・ウィルシャー選手は9歳からアーセナルアカデミーに所属。その後特大の才能を買った当時のヴェンゲル監督に見出され2008-2009シーズンにトップチームに帯同します。そして2008年9月13日のブラックバーン戦でクラブ史上最年少の16歳256日でトップデビューし、カップ戦を中心に出番を増えていきます。
その後2010-2011シーズンにボルトンのレンタル移籍を得てアーセナルに復帰。18歳の若さで開幕戦のスタメンを張るなど、指揮官の信頼を得るとその技術と創造性でチームを牽引。PFA年間最優秀若手選手賞を受賞する活躍を見せます。
しかしこれからという時に怪我で離脱。1年もの長期離脱を経験しますが、翌シーズンからは主力として復帰します。しかし再び2014-2015シーズンからは長期の離脱、翌年には僅か3試合の出場で終わってしまいます。
再起を懸け2016-2017シーズンにローン移籍しますが後半戦に全休、翌年アーセナルに復帰しレギュラークラスとしてプレーしますが契約延長には至らずフリーでウェストハムに移籍します。しかし新天地でも怪我で離脱する期間が続き、2020年10月に契約を解消し、チャンピオンシップに所属するボーンマスと契約することになりました。
①繊細なタッチと卓越したプレービジョン
ウィルシャー選手の特長は「繊細なタッチと卓越したプレービジョン」であると思います。デビュー当初はイングランド選手には余り見当たらないタイプのテクニシャンであり、細かいボールタッチから繰り出されるドリブル、トラップの柔らかさなどで相手を幻惑させます。またドリブル技術も際立っており、決定的な仕事が出来る「切り裂くドリブル」を得意としています。
パスセンスも抜群でレンジ、精度共に素晴らしく、的確なタイミングで的確なスペースに送り込むことが出来ます。
また卓越したプレービジョンを持ち、2,3手先が見えたかのようなプレーを披露することが多いです。所謂「創造性」に富んだプレーが出来る選手で、パスサッカーを中心にしているアーセナルにはぴったりの人材でした。
2013年10月19日ノーリッジ戦のゴールはその能力を最大限知ることが出来るゴールで、プレミアリーグ史にも残るゴールであると個人的には思っています。
②度重なる怪我
イングランドの未来と評され順調に成長していったウィルシャー選手ですが、「度重なる怪我」が未来を阻みました。2011-2012シーズンには足首の負傷から始まり、膝にも重傷をしてしまい1年間欠場することとなりました。
その後もくるぶし、足の負傷で長期離脱(半年以上)するなどキャリアを通じて怪我に悩まされています。またウェストハムでも怪我を繰り返し(長引き)、2年間で僅か16試合の出場に終わっています。
③再び輝きを
2020年の10月ウェストハムとの契約を解除し無所属の状態が続いたウィルシャー選手ですが、冬の移籍市場で以前在籍したボーンマスの加入が決定しました。
チームは当時プレミアリーグでしたが現在はチャンピオンシップ(2部)にいます。何気にウィルシャー選手は2部が初(それだけでも超1流選手ですが、、、)なので楽しみな所ではあるようです。
まだ29歳と若く、技術も錆びついてはいません。「再び輝きを」取り戻してイングランドの中心としてプレーするウィルシャー選手を見てみたいですね。
では
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