※ネタバレ有り
今回はアニメBLEACHのストーリー「千年血戦篇」のキャラ「砕蜂」について書いていきます。
①相性が「最悪」とも言える相手に
尸魂界篇以降は暫く出番が無かった砕蜂ですが、空座町での決戦にて満を持して登場。
ジオ・ヴェガ戦では最初は苦戦する振りをして難なく倒す等、実力の高さを見せつけます。
「教えた筈だ。仲間がやられたら好機と思え。間に入るな、後ろから刺せ。
それすらできぬ程、敵との力量が隔たっているなら、その場で仲間は見殺しにしろ。それが隠密機動だ。」
しかし続く相手の第二十刃バラガンは直接攻撃=死に繋がる「老い(セネスセンシア)」の能力を擁しており、直接打撃を得意とする彼女にとっては相性が最悪と言えるもので、たちまち劣勢に追い詰められ左腕を失う重傷を負います。
それでも起死回生の望みを託して卍解「雀蜂雷公鞭」を放つも、バラガンに致命的なダメージは与えることは出来ず窮地に追い詰められます。その後ハッチの助けもあり至近距離で雀蜂雷公鞭を放つも、バラガンを倒しきるには至りませんでした。
そして藍染との対決でも成すすべなく敗北。卍解のインパクトや初見殺しで相性が悪い十刃との対決もあったものの、やや不遇な破面篇の活躍となりました。
②卍解を奪われ、瞬閧を改良するも
続く千年血戦篇では左腕を取り戻し(技術開発局の最先端の再生医療らしいです。)巻き返したい所でしたが、「星十字騎士団」の一人であるBG9と交戦するも機械の身体を持ち打撃が効かない敵に苦戦し、冬獅郎や狛村、白哉と同様卍解を奪われ一気に窮地に。
幸いその後戦闘不能にならず無事に戻るも、総隊長の死に対して取り乱したり降り立った零番隊に怒りをぶつけるも麒麟児にあっさり制圧されてしまう等、精神的な未熟さを露呈してしまいます。(それでも普通はこのような行動が真っ当であり、他隊長が達観しすぎている部分はあります。)
「分からぬか、総隊長殿が亡くなられたのだ」
「これ以上、何を受け入れろというのだ!」
その後は卍解無しでも戦える術を模索し「無窮瞬閧」を習得するも、再戦したBG9には「想定内」と読み切られ成すすべなく敗北。
しかし浦原によって卍解を取り戻すと、「雀蜂雷公鞭」でBG9を吹き飛ばし勝利を収めるもそれまでのダメージが祟り意識を失い戦線を離脱します。
「なぜだろうな」
「自分で食らって分析でもしろ!」
人型相手に有効な打撃主体の戦い方でありながら、相手が悉く人外じみた性質を持っていうためにこちらもやや不遇であったと言えます。
③強大な威力を誇るミサイルを発射
卍解は「雀蜂雷公鞭(じゃくほうらいこうべん)」。
右腕に巨大な砲台状の装甲が装着され、顔部分を守る盾が出現。砲台から強大な威力を持つミサイルを発射して相手をせん滅します。
ただ本人曰く「隠密機動の矜持に反する」卍解で、ミサイルが余りにも巨大で重過ぎるため自身の武器であるスピードが生かせないことと、攻撃は暗殺というには派手過ぎであり、発射するにも反動が凄まじく自身が吹き飛ばされてしまうなどデメリットも大きく、極めつけは通常は三日に一度使うのが限度と非常に燃費が悪いという彼女の良さをとことん消してしまっている卍解となっています。
しかしその分威力は強大で、前述したように直接攻撃が効かないバラガン、機械の身体を持つBG9に対してダメージを与える等、確かな戦果を挙げています。
そして千年血戦篇で習得した「無窮瞬閧(むきゅうしゅんこう)」は「瞬閧」を改良しより長時間発動出来る様にしたもので、意図としては間違ってはいなかったものの彼女の瞬閧は元々未完成な物であった為、付け焼刃感は否めませんでした。
本編以外の作品(カラブリ)ではその素直な性格や夜一関連で大活躍しており、もう少しこの設定が生かせなかったのかと少し残念に思うキャラです。
では
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