今回は躍進を果たし「奇跡の優勝」に近づいているクラブについて、
①鉄壁の守備陣
②絶対的なストライカー
③強豪チームの不振
という過去挙げた要因に照らし合わせて今後の考察をしていきます。
4回目は「ニース」です。
主なフォーメーション
①変わらない堅守を披露
組織的且つ強度の高い守備で序盤10節を僅か4失点を切り抜け6勝4分で首位に立っていたニースですが、14節にナントにリーグ戦初黒星を喫すると、16節のル・アーヴル戦では1-3の大敗。現状パリに5ポイント差の2位に位置付けています。
それでも失点はリーグ最少の僅か9で変わらない堅守を披露。トディボ、ダンテの鉄壁コンビも健在で左サイドのバールも攻守において抜群の働きを見せており、今後も彼らが健在ならば大崩れは考えにくいです。
しかしトディボには冬の移籍の噂が付きまとっており、仮に移籍するとなるとダメージは寛大。上位に踏みとどまり続ける為にも慰留していきたい所です。
②若きストライカーの爆発力に期待
ただ決定力不足も変わらず、攻撃は3トップに依存。インサイドハーフの選手達が上手く決定機に絡めない課題も解決しているとは言えません。
更にアフリカネイションズカップに主力のボガ、ブダウィ、ここまでチームトップの6ゴールを挙げているモフィが離脱。ソシエダからアリ・チョーを獲得したものの、彼らの穴を埋めきる活躍は酷であると思います。
そんな中で期待されるのがここまで途中出場が殆どながら2ゴールを挙げているゲサンの活躍。ここまでリーグアンでの最高得点は昨シーズンのナントで挙げた3ゴールのみと本格ブレイクには至っていないながらも各年代別代表に選ばれているようにポテンシャルは特大。
彼の活躍がチームの浮沈を握っているといっても過言ではないでしょう。
③戦力差は大きいものの
しかしここに立ちはだかるのは現在3連覇中のパリSG。
現状絶好調とは言えないものの戦力差は大きく、アフリカネイションズカップやアジアカップで抜ける主力はハキミとイ・ガンインのみと戦力を維持しています。
この冬またもやエンバぺ周りが騒がしくなってはいますが今冬での移籍実現は考えにくく、チーム力が離れているのでチャンピオンズリーグで勝ち進み更に怪我人が続出しない限りはリーグ戦で躓く可能性は低く、優勝する為にはかなり高いハードルとなっています。
しかし前半の直接対決ではアウェーで見事勝利しており付け入る隙はあるので、5月のリターンマッチまでに何とか食い下がりプレッシャーをかけ続けたい所です。
素晴らしい堅守を誇り、首位チームにも付け入る隙があるニース。後は課題である得点力を解消出来るか、注目です。
では
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