今回は改訂版です。プレースタイルの成長や役割の違いを中心に書いていきます。
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①スタイルと環境に戸惑う
昨シーズンまでシュツットガルトの主将として活躍していた遠藤選手はファビーニョ、ヘンダーソンとアンカータイプの選手が相次いで移籍したことで名門リヴァプールに加入することに。
当初30歳という年齢とブンデスリーガでも残留争いに巻き込まれるチームに在籍している選手に1900万€で獲得したことに疑問符が付き、実際開幕からはスタメン出場を果たせずにいます。
その要因はスタイルと環境の大きな違いで、シュツットガルトではゴール前で待ち構えボール刈り取ったりクロスボールを弾き返す役割を担っていたのに対して、リヴァプールは前で潰しつつ裏をカバーしていくスタイル。さらにカウンターもシュツットガルトでは仕掛ける側に比べてリヴァプールでは仕掛けられる側、更に膨大なスペースをカバーしないといけない状況にもあり戸惑いを隠せませんでした。
そんな中でもビルドアップや攻撃面でも違いを生み出せるマック・アリスター、フラーフェンベルグにポジションを奪われる形でスタメンでの出場は僅か。
ビルドアップ能力に不安のある遠藤選手は持ち味を発揮出来ず、期待に応えられなかった前半戦となりました。
②プレーマインドとスタイルの変更
それでもこれまで培ったプレーマインドやスタイルを変えようとしている節は確かにあり、クロップ監督からの信頼もまだある状態。またフルハム戦でも逆転のきっかけとなった同点ゴールを決める等チームからの評価も徐々に上げてはきています。
ただここから一気にスタメンに定着出来そうな兆しは現状中々見ることが出来ず、冬にはアジアカップで離脱予定。その間にチームがアンカーを補強すれば一気に居場所を無くす可能性はあります。
サイドバックに活路を見出す手もありますが現状クロップ監督にその考えは無さそうで、出番に恵まれている現状でいかに評価を上げ切るかが勝負になるでしょう。
③期待出来る新たな側面
しかし日本代表では守田、田中碧という頼れる相棒がいることでやることが明確化。その能力を遺憾なく発揮しています。
また期待したいのはリヴァプールで身に付けようとしている新たな側面。前からの潰しが効くとチームの安定感はグッと増す為(守田はプレス耐性などを考えるとアンカーがベストポジションであると考えています。)、いかに現チームの戦術に適応できるかが注目されます。
今は非常に苦しい立場にある遠藤選手。しかしこれまでも自身と向き合いプレーを進化させてきた経緯もある為、今後も応援していきたいと思います。
では
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