今回はシュツットガルト所属の遠藤航選手について書いていきたいと思います。
経歴
遠藤選手は湘南ベルマーレでJリーグデビューし、センターバック、右サイドバックでプレーしていました。PKキッカーなども任され中心選手として6シーズンプレー、その後浦和レッズに移籍します。
浦和でも主にセンターバックとしてプレー、センターハーフ、アンカーなどもこなしプレーの幅を広げ、チームのAFCチャンピオンズリーグ優勝にも貢献します。
そして2018年途中に日本人選手を多く獲得しており、欧州サッカーの登竜門になっているベルギーのシント=トロイデンに移籍。
ただベルギーでは約半年間のプレーで終わり、ドイツ屈指の名門ながら当時2部で苦しんでいたシュツットガルトにレンタル移籍。センターハーフとしてレギュラー数多くの試合に出場、翌シーズンに完全移籍が決定。今やチームに欠かせない選手となっています。
日本代表は2015年にデビュー、その後もコンスタントに招集されると2018年ロシアW杯のメンバーに選出。2020年現在もセンターハーフのレギュラーとしての期待が大きい選手です。
①ボール奪取とキック力
遠藤選手の特長は「ボール奪取とキック力」です。身長178cm75kgと体格的には標準的ながらボール奪取のタイミング、体の入れ方が抜群です。特に体の入れ方が絶妙で相手の死角からボールを「掠め取る」守備が非常に上手いです。また読みにも優れており、簡単なことでは抜かせない粘り強い対人、そしてトラップミスを逃さない狡猾さを持ち合わせています。屈強な選手が多くいるブンデスリーガでデュエル勝利率トップクラスであるのも納得です。
またキック力も非凡なものがありサイドチェンジ、ロングフィードのレンジは非常に広いです。そのキック力を生かして、速攻時に攻守の切り替えの起点となるスイッチャーの役割をこなすことが出来ます。
②ポジショニングと展開力
課題は「ポジショニングと展開力」です。ビルドアップ時にパスコースを消すポジショニングを取ってしまうことがあり、ポゼッション時の組み立てはやや苦手です。
また視野を取れないボールの受け方をしてしまうことが多い為、パスの出し先の判断を間違うことが散見されます。プレス耐性も物足りなく、現時点ではややパスサッカーとの相性は良くないと思われます。キック力は十分にあるので、今後は展開力を磨いていく必要があるでしょう。
③日本代表の核になれる選手
しかしドイツ移籍により日々成長する遠藤選手は日本代表の核になれる選手であると思います。現状柴崎選手が司令塔の役割を行っていますが、将来的に「長短のパスを縦横無尽に振り分ける」役割を課される可能性は高く、より戦術眼を磨くことが求められます。「強くて上手い」司令塔の誕生は近そうです。
海外移籍により「潰し屋」から「司令塔」に変わりつつある遠藤選手。将来が楽しみな選手の一人です。
では
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