今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第19回目は「チェルシー」です。
主な加入選手
ロベルト・サンチェス(←ブライトン)
グスト(←リヨン)
ディサシ(←モナコ)
コルウィル(←ブライトン)
ウゴチュク(←レンヌ)
カイセド(←ブライトン)
ラヴィア(←サウサンプトン)
エンクンク(←ライプツィヒ)
ニコラス・ジャクソン(←ビジャレアル)
主な放出選手
ケパ(→レアルマドリード )
クリバリ(→アル・ヒラル )
ロフタス・チーク(→ACミラン)
カンテ(→アル・イテハド )
マウント(→マンチェスターユナイテッド )
プリシッチ(→ACミラン)
ツィエク(→ガラタサライ)
ホール(→ニューカッスル)
ザカリア(→ユベントス )
ハヴァーツ(→アーセナル)
フォファナ(→ウニオン・ベルリン)
基本フォーメーション
新シーズンの目標
リーグ4位以内
カップ戦優勝
新シーズンのノルマ
リーグ6位以内
①再び大刷新を
昨シーズン6億€以上の大金を掛けるもスカッドの飽和と相次ぐ指揮官の交代で12位に沈み、ここ10年で最悪ともいえるシーズンを送ったチェルシーですが、今オフも約4億6000万€を投じて再び大刷新を敢行。
攻守に違いを生み出せるエンクンク、昨シーズン前半でブライトンの躍進の立役者となったロベルト・サンチェス、そしてビッグクラブに引く手あまただったカイセド、ラヴィアを両獲りする等将来性溢れるタレントを数多く獲得しました。
しかし昨シーズンの反省も踏まえてかしっかり放出も行い約2億6000万€を得るも、その面子が生え抜きでチームの象徴となるであろうマウント、判断力が高く攻守において機能的に動けるハヴァーツ、コバチッチ等かなり勿体ないとも言える選手が多く、かなり未知数な状況でシーズンが始まりました。
②決定力不足と浸透しない哲学
そんな中シーズンが始まりますが開幕前にエンクンクが怪我で間に合わないままシーズンが始まると、昨シーズンの悪夢の再来の如く怪我人が続出。
特に選手層が薄いサイドバックのリース・ジェームズが怪我で離脱すると一気にチームの機能性が低下。さらにニコラス・ジャクソンはスピードはあるもののオフザボールに課題があり決定打に至らず、攻撃はスターリングの突破に依存。
またそのスターリング、ムドリクの両ウイングは守備意識に乏しく、攻守のバランス取りに苦心。さらに新加入選手の目玉であったカイセドはそのカオスな状況に戸惑ってかミスを連発(それ以上に低い位置でのゲームメイクに長けたエンソのトップ下起用&2列目からの飛び出しが特徴のギャラガーのボランチ起用は個人的には理解出来ないですが、、、)。
かつてトッテナムで献身性とを売りにしていたチームを見事作り上げたポチェッティーノ監督は哲学の浸透に苦労しており、らしくないまとまりの無さを見せてしまっています。
③クラブがどこまで我慢できるか
そんな中チームは開幕1勝2分3敗とスタートダッシュに失敗。怪我人の多さは考慮されるものの到底受け入れられる数字ではありません。
そして早くもポチェッティーノ監督の解任論が噴出し、新指揮官はここ数試合で出来で進退が懸かってくるでしょう。
しかし現状ポチェッティーノ監督以上に、若くして成功したものの経験不足が目立つ選手を心身ともに鍛え上げ「チーム」として成立させられる人材は見当たらず、指揮官を代えても、、、という所は多々あります。その為クラブがどこまで我慢できるかが勝負になってきており、仮に容易に解任すれば昨シーズンの二の舞になる事は容易に想像できます。
今はいかに圧を掛けられようが我慢の時。強いチームは一朝一夕で作れるものでは無いのでクラブ、そして指揮官の胆力に期待したいです。(そして「女帝」グラノフスカイアの復帰話にも注目です。)
では
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