きちのうすめ雑記

きちが好きなことについてうすく書いていきます。

山本泰寛~内野のユーティリティーと出塁率~【特集】

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

今回は阪神タイガーズに入団が決まった山本泰寛選手について書いていきたいと思います。

 

f:id:kichitan:20201201105705j:plain

出典:スポニチ sponichi annex

①驚きの巨人からの金銭トレード

まさかあのチームからと思われる移籍、驚きの巨人からの金銭トレードでした。この2チーム間の移籍は16年ぶりとのことで、過去遺恨を残した両球団がいかにやり取りに慎重になっていたのかがわかります。個人的にはあまり気にならないですが、当てつけのように移籍したダレル・メイ投手だけは許せません。

そんなことは置いておいて、当の山本選手ですが2015年にドラフト5位で巨人に入団、即戦力の内野手として2年目から二塁手として出場機会を増やし、2019年には自己最多の92試合に出場しリーグ優勝に貢献します。

しかし日本シリーズで痛恨のミスを犯し苦い思いをすると、2020年には吉川選手の成長や選手層の厚さに阻まれ1軍出場なしに終わります。出場機会を求める選手側と内野の選手層に難があった阪神側の意向が一致した結果となりました。

ちなみに妻はMBSのアナウンサーである辻沙穂里さん、しかも大阪に住んでおり環境面でも彼にとっていいものになりました。

 

②内野のユーティリティー出塁率

山本選手の特長は「内野のユーティリティー出塁率」であることです。二塁手、遊撃手、三塁手をこなすことができ、レギュラーでなくともベンチに入れておいて損の無い選手です。また打撃においても非常に粘り強さを持っており、四球をしっかりもぎ取れます。2019年は打率.232ながら出塁率.340を誇っています。

この能力は地味ながら、阪神では糸原選手や糸井選手ぐらいしか持っておらず(植田選手はマグネット性質)出塁率が全体的に低いチームにおいて貴重な戦力となってくれるでしょう。

kichitan.hatenablog.com

 

③自らのポジションに専念

また危惧される一つの状況を解決出来るかもしれないです。小幡選手がユーティリティー性を求められているということです。大型遊撃手として入団した小幡選手ですが、昨年二塁手としても出場しています。しかしそれは糸原選手の穴埋めが出来ておらず、急遽昇格され1軍でもライバルが実質不在でそれなりに働けたからです。

それに味をしめたのか三塁手でもプレー出来るように練習させるとのことなのですが、過去の実績から考えて愚策としか言いようがありません。過去そのように育成されて北条選手、植田選手のような高卒選手が一軍レギュラーに定着できず攻守共に中途半端になっています。(北条選手は怪我、植田選手は「足」を活かすという点はありましたが)首脳陣は彼らの二の舞を再び作るのでしょうか、大いに疑問な所です。

そういう中での山本選手の獲得は小幡選手を自らのポジションに専念させる意味でも大きいかと思います。

 

内野陣の層を厚くして糸原、木浪選手に刺激を与える存在になれる山本選手。期待していきましょう。

 

では

 

阪神タイガース 2021年カレンダー 壁掛け A2 CL-585

阪神タイガース 2021年カレンダー 壁掛け A2 CL-585

  • 発売日: 2020/11/28
  • メディア: オフィス用品