今回は阪神タイガースvs広島、中日戦の感想を書いていきたいと思います。
※広島戦はダイジェストしか見ていないので結果とトピックだけ書いておきます。
阪神 0-1 広島 ●西 １敗
西投手7回1失点も、広島森下投手の前に沈黙し、今季初の敗戦。
阪神 2-4 広島 ●加治屋 １勝１敗
伊藤将投手5回2失点と粘りを見せるも、攻撃陣が精彩を欠き追加点を挙げられ連敗。
阪神 6-3 広島 ○秋山 １勝
糸原選手1本塁打3打点の活躍。秋山投手7回2失点の好投で初勝利。
阪神 3-6 中日 ●加治屋 １勝２敗
阪神 3-1 中日 ○ガンケル ２勝
6勝 3敗 0分 36得点 25失点 1位
①中継ぎ陣の乱調
先発は開幕勝利を逃してしまった藤浪投手ですが、2回2アウト3塁からまさかのボーク、先制を許します。しかしその裏、エラーから1アウト1，3塁のチャンスを作り出すと、木浪選手が同点のタイムリーツーベース、そして結果が出なかった近本選手の逆転2点タイムリーで計3点をもぎ取ります。
藤浪投手はその後2度の満塁のピンチを迎えるも要所で抑えて試合を引き締めると6回1失点でマウンドを降ります。
その後継投で岩貞投手は完璧な出来でしたが3番手加治屋投手が大誤算でした。木下選手に同点タイムリーを浴びると、続く小林投手が大島選手にタイムリーを浴び逆転されると、9回にも追加点を挙げられ敗戦。中継ぎ陣の乱調が痛かった試合でした。
②サヨナラタイムリー
先発は連勝を狙う青柳投手。初回は無難に抑えますが、2回福留選手にフェンス直撃の2塁打を浴びピンチを招きます。しかし続く阿部選手、京田選手を抑えて切り抜けます。
中日先発の柳投手も、序盤はパーフェクトピッチングで抜群の立ち上がりを見せ、投手戦の様相を見せます。
青柳投手は毎回のように走者を出しますが、要所でゴロアウトを積み重ねピンチを切り抜け、6回の満塁のピンチも見事に切り抜け8回途中無失点の粘りの投球でマウンドを降ります。
ただ阪神打線は柳投手に大苦戦し8回までほぼ完璧に抑えられ引分が濃厚になりますが、9回裏に登板した福投手の隙を突き2アウト1，2塁のチャンスを作ると、山本選手が見事なサヨナラタイムリー。劇的な勝利を挙げることが出来ました。
③カード勝ち越し
先発は初戦勝利を挙げたガンケル投手。初回にいきなりピンチを招きますが切り抜けると、その裏、先頭の近本選手が先頭打者ホームランを打ち先制します。
その後ガンケル投手は丁寧な投球で持ち直しますが、4回先頭の阿部選手に2塁打を打たれると自らのミスもありランナーを貯めると、二遊間のエラーで同点に追いつかれます。
しかし6回陽川選手が2アウト1，2塁のチャンスからの勝ち越しタイムリーを放つと、7回糸原選手も追加点を挙げるタイムリーを放ち最後は岩貞、岩崎、スアレス投手の勝利の方程式で試合を締めくくりこのカード勝ち越しを決めました。
総評
投手では先発投手の充実ぶりが光りました。この6戦でも失点はわずか7と抜群の安定感を見せ、改めて先発投手陣の充実を感じさせます。加治屋、小林投手が打たれたことで若干中継ぎ陣の不安はありますが、勝利の方程式は崩れていないので問題ないかと思います。
打線も近本選手が復調し、糸原選手も続いて絶好調で1，2番の出塁率が高まっているのは大きなプラス材料です。大山選手、梅野選手の不調もそれほど気になることも無く（必ず復調してくれるという意味です）バランスのいい戦いを繰り広げています。佐藤輝選手はプロの壁にぶつかった形になっていますね。
次は甲子園での巨人戦。丸、ウィーラー選手など主力が離脱していますが、その分厚い選手層で見事にカバーしています。何より阪神戦との相性が抜群なので一筋縄にはいかないでしょう。まずは1戦目先発予定である西投手、期待していきましょう。
では
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