今回は2021年阪神タイガース 戦力外選手について書いていきます。
①チームにいてくれたら助かる存在
まずは荒木郁也選手です。2010年に明治大学からドラフト5位で入団。抜群の脚力と内野でのユーティリティー性が強みの選手で、中核はないまでも引退した赤星選手の穴を埋めきれず走塁面で問題を抱えたチームの問題点の解決策としての獲得であったとは思われます。
しかし盗塁の技術などがやや物足りなく、むしろユーティリティー性を生かした守備面での活躍が目立ち始めます。特にファースト守備を上手くこなせる選手が不足気味(外国人が多い)2軍では重宝され、人数が不足しがちになりがちなチームにおいて不可欠な存在となっていました。しかし守備固め、代走としての出場が主だった1軍では植田、熊谷選手の台頭もあり徐々に出場機会が減少。今シーズンは2軍で52試合に出場し打率も3割を超えていましたが、1軍では終ぞ呼ばれず戦力外となりました。
際立った成績を残すことはなく、度々不要論もありましたが阪神のチーム事情を考えればこれ程「チームにいてくれたら助かる存在」はいなかったであろうと思います。
②昨シーズンの初勝利も
次は伊藤和雄投手です。2011年に東京国際大学からドラフト4位で入団。当時の和田新監督の評価も高く、1軍キャンプに参加しましたが終盤に負傷し初年は一軍登板1試合に留まります。しかしその後は度重なる負傷に苦しまされることになり、2019年でも期待されながらも直前で負傷する等運の無さもありました。
しかし昨シーズンは15試合に登板しプロ初勝利を挙げプロ初ホールドも挙げます。ただ2021年はファームで29試合投げながらも中継ぎが苦しいにも関わらず1軍に呼ばれることは無く、戦力外通告を受けることとなりました。兎に角怪我に泣かされたイメージが強く、不運な投手であったと思います。
③ポテンシャルを発揮出来ず
そして藤谷洸介選手です。2016年にパナソニックからドラフト8位で入団し、194㎝94㎏の体躯の良さもあり大型右腕として将来が期待されました。しかし2017年にファームで10試合、2018年には7試合に登板しますが通用せず、8月半ばに野手に転向することになります。そしてオフには育成契約になるものの主に2軍で1塁、3塁を守るなどポテンシャルを垣間見せていましたが(何故か外野手登録であったのが印象に残っています。)やや攻守においての確実性に欠け、今シーズンオフに戦力外通告を受けました。2軍監督時代の矢野監督がその潜在能力を認めていただけに、投手としても野手としても開花できなかったのが残念なところです。
他にも石井将希投手、鈴木翔太投手が戦力外を受けました。寂しい部分もありますが各選手達の第2キャリアが上手くいくことを願っています。
では
阪神タイガース ゴルフグッズNEW ドライバーヘッドカバー高級感漂う合皮レザー使用お待たせ致しました!
|
|