きちのうすめ雑記

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玉壺~最悪の芸術家気取り~【鬼滅の刃】刀鍛冶の里編

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※ネタバレ有り


今回は鬼滅の刃の登場人物「玉壺」について刀鍛冶の里編の範囲のみで、出来るだけ書いていきたいと思います。

🄫吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス ufotable

①人外の姿をした不気味な鬼

鬼舞辻無惨直属の精鋭集団「十二鬼月」の“上弦の伍”を務める鬼で、身体つきこそ屈強ながら四肢がなく、まるでランプの魔人のように壺から生えた黒い下半身は蛇や蚯蚓のように長くうねっている等、人外の姿をした不気味な外見をしています。

別世界でもマッドサイエンティストとして暴れ回っています。

kichitan.hatenablog.com

 

因みにこの姿は趣味の人体改造による産物によるもので、「自然の理に反することが大好き」と語る玉壺の美的センスの結実とも言えます。

性格は絵にかいたような慇懃無礼かつ妙にポジティブで饒舌であり、作中でもかなりセリフが多いキャラです。また無惨への忠誠心は相当なレベルにあり、彼に無下な扱いをされた際も「いい…とてもいい……」と恍惚気味に興奮する等、相当アレである事が分かります。

反面芸術家らしくプライドと自己顕示欲も強く、勝手に意気揚々と自身の作品の解説を始めたり、自身の解説を無視され中断させられると「審美眼のない猿」呼ばわりしてブチ切れたりと傲慢さも垣間見えます。

「よくも斬りましたねぇ私の壺を…芸術を!! 審美眼のない猿めが!! 脳まで筋肉でできているような貴様らには 私の作品を理解する力は無いのだろう それもまた良し!!」

 

②最悪の芸術家気取り

作中では堕姫・妓夫太郎の敗北を受け招集され、無惨の野望に繋がる情報を不確定なまま話してしまい半天狗と共に出撃を命じられることに。

kichitan.hatenablog.com

 

そしてこれまで隠匿されていた刀鍛冶の里を探し出し強襲、無一郎と交戦することになります。その際には人間の死体をおぞましく飾り立てたり、挙句の果てにはその死体が断末魔の叫びを上げる様に細工をした「芸術品 鍛人(かぬち)の断末魔」を見せびらかし、その最悪な芸術家気取りの行動で無一郎を静かに激昂させます。

kichitan.hatenablog.com

 

その後小鉄等を庇い深手を負う無一郎を水獄鉢に閉じ込めるも、勝ったと確信したのか放置。そして炭治郎から受け取った刀を只管研ぎ続ける鋼鐵塚の姿に対抗心を燃やし、暴力で鋼鐵塚の集中を断ち切らんと執着・腐心する小物ぶりを見せてします。

すると放置していた無一郎に覚醒の余地を与え反撃を受けることになり、結局はレスバトルに負けて激昂。完全体を披露するも「痣」を発生させた無一郎に術を破られ頸を斬られ敗北。最期は頚から醜く小さな手足を生み出して必死にもがき続けるもあっさりと止めを刺され死亡。自分で自分の無価値を証明するかのような呆気ない最期となりました。

「くそオオオ!!! あってはならぬことだ!!! 人間の分際で!! この玉壺様の頚をよくもォ!! 悍ましい下等生物めが!! 貴様ら百人の命より私の方が価値がある 選ばれし優れた生物なのだ! 弱く!! 生まれたらただ老いるだけの!! つまらぬくだらぬ命を私がこの手!! 神の手により 高尚な作品にしてやったというのに…!この下等な蛆虫共… がっ」

公式ファンブックによると漁村出身で本名は「益魚儀(まなぎ)」と言い、生前でも違う魚同士を縫い合わせ壺に鱗や骨を溜めたものを「芸術」だと宣うといった奇行を繰り返し、遂には自身をからかいに来た子供を惨殺してその死体を壺に詰めるという猟奇殺人を犯す等本性は変わっていないことが伺い知れます。

 

③完全なる美しき姿

壺を使った空間転移による情報収集能力や探知探索能力に優れ、その能力を生かして長らく見つからなかった刀鍛冶の里を見事発見しています。またその能力を戦闘にも生かしており、出入りを行う事で移動して敵を翻弄する搦め手を用いた戦法を得意としています。また

・壺を媒介として「千本針 魚殺(せんぼんばり ぎょさつ)」を眷属として召喚

・壺から放出させた大量の水で出来た壺の中に対象を閉じ込める「水獄鉢(すいごくばち)」

・壺から巨大な蛸の脚を出現させる「蛸壺地獄(たこつぼじごく)」

等様々なバリエーション豊富でな技を使用し、刀鍛冶の里を壊滅寸前まで追い詰める等広域制圧に長けています。

ただ貧弱そうに見える体は仮の姿であり本体の実力も確かで、変身すると半魚人とラミアの融合体とも言える屈強な体(完全なる美しき姿)になり、その身体能力を生かした肉弾戦を得意とします。

さらに

・生物・無生物を問わず拳に触れたもの全てを鮮魚に変化させる実質即死技となる「神の手」

・四方八方へと跳ねて攪乱しながらの物理攻撃「陣殺魚鱗(じんさつぎょりん)」

を駆使して相手に追い詰めます。

「私の華麗なる本気を見るがいい!!」

 

正直覚醒した無一郎で無ければ敗北必至な能力を持っており、流石は「上弦の伍」といった所。しかし前述したような芸術家としてのプライド、そして慢心により敗北したと言え、高い能力を生かす事が出来ずに物語から退場することになります。

 

では

 

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