今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
初回は「リヴァプール」です。
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基本フォーメーション
①驚異的な勝負強さを見せ首位に
チームの「心臓」とも言えるアンカーの役割を果たしていたヘンダーソンとファビーニョが共にサウジアラビアに移籍。更にナビ・ケイタやチェンバレン等を放出したことで中盤の大刷新を迫られた今シーズンのリヴァプールですが、新加入のソボスライとマック・アリスターが即座にフィットし持ち味を発揮すると、チームは大味な結果は多いものの勝利を積み重ね上位に留まり、7節から負け無しで年を越し首位で折り返すこととなりました。
その要因は驚異的な勝負強さで、ファン・ダイクが退場したニューカッスル戦ではダルウィン・ヌニェスの2ゴールで逆転勝ち。さらに14節のフルハム戦では一度は逆転を許すも遠藤、アーノルドのゴールで逆転勝ちを果たす等劇的な勝利が多く、18節のアーセナル戦は今季ベストバウトと言える強度の高い試合を繰り出し、アンフィールドを沸かせています。
②驚異的な適応能力で
それでも前述した選手達が抜けたアンカーは広いカバー範囲と高い判断力を試され、恐らく世界でもトップクラスに「難しい」ポジションで、前任者であるファビーニョも約半年間の適応期間を要しました。そんな中マック・アリスターはゲームメイクは秀逸ながら守備への不安があり、遠藤も単純なボールロスト等組み立て面に課題があり一長一短の状況で冬の移籍も噂されましたが、見事モノにしたのは後者。
同点ゴールを叩き出したフルハム戦をきっかけに、その後はチームコンセプトに見事に体現するプレーを披露し評価が急上昇。12月は全試合に先発出場する等フル稼働し、見事日本人初のチームの月間MVPに選出される活躍を披露。
クロップ監督だけでなくファンもアジアカップの離脱を嘆くように、驚異的な適応能力でフィットしチームに欠かせない存在となりました。
③負傷者続出の守備陣をどうするか
しかしその遠藤と共に得点源であるサラーがアフリカネイションズカップ参加の為離脱。サラーの場合は過去にも離脱しており、前回はルイス・ディアスが埋め合わせをする活躍を果たす等、クロップ監督も相応に準備は出来ている(恐らくエリオットの起用が濃厚)と思いますが、問題なのは攻守のバランスを整えていた遠藤の離脱。
彼の離脱は当初から想定されているものですが、問題は守備陣に負傷者が続出している事で、特にレギュラークラス二人共離脱している左サイドバックは現状マルチのジョー・ゴメス一人に任せている状況。
またマティプが今季絶望の怪我を負っているセンターバックも前述したジョー・ゴメスが左サイドバックを担っている為、現状バックアップを務めているのは若手のクアンサーのみ。失点の急増も考えられる中、冬の移籍では左サイドバックもこなせるセンターバックの獲得は進めておきたい所です。
(その後アーノルドも怪我で離脱。幸い2~3週間の離脱となりそうですが、補強の必要性はますます高まることとなりました。)
アストンビラという不気味な存在もありますが、2019-2020シーズン以来の優勝に確実に進んでいるリヴァプール。今後の戦いにも注目です。
では
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