今回は主要欧州クラブの2022-2023シーズン総括を書いていきたいと思います。
14回目は「ドルトムント」です。
リーグ 勝ち点71 22勝 5分 7敗 83得点 44失点 2位
DFBポカール ベスト8
チャンピオンリーグ ベスト16
基本布陣
①最大のチャンスを自ら逃す形で
前半戦は大黒柱だったロイスも怪我で離脱する等怪我人の多さに苦しめられ中々波に乗れない時期が続きましたが、後半になり離脱していたアレが復帰して布陣も4-3-3に変更するとチームは勢いをつけ再開から10戦無敗(9勝1分)と勢いを持つと一気にジャンプしもたつくバイエルンを捉え一時期は首位に躍り出ます。
首位攻防戦では大敗するもその後も安定した戦いを続けていきますが、首位に出た際に維持できない勝負弱さを見せ、勝てば優勝だった最終節もホームでまさかの引分。
テルジッチ監督は上手くチームを纏め勢いに乗せていたのは間違いないですが詰めの甘さを露呈。チャンピオンリーグではチェルシーに逆転負けを喫し、リーグでは最大のチャンスを自ら逃す形でバイエルンに11連覇を許してしまいました。
②近年の低調を払しょくする素晴らしいパフォーマンス
ただ最後までバイエルンを苦しめたことは事実で、特にブラントは便利屋扱いされていた近年の低調を払しょくする素晴らしいパフォーマンスを披露してロイスに代わるチームの大黒柱に。
さらに復帰したアレも得点力だけでなくポストプレーやスペースメイクでも存在感を発揮。そしてマレンは後半戦でやっと本領を発揮し、崩しの切り札としてゴールも量産しました。
そして何よりべリンガムは攻守において絶大な存在感を発揮。チームの浮沈を担う存在になっていただけに最終節に怪我により出場出来なかったのが本当に悔やまれます。
③自慢のリクルーティング力は健在
新シーズンに向けては以前からも噂のあったべリンガムのレアルマドリード移籍が早々に決定。サンチョ、ハーランド、べリンガムと主軸選手を3年連続で引き抜かれる形になります。
さらに7シーズンに渡り主に攻撃面で活躍し、今シーズンも違いを生み出していたゲレイロがフリーでライバルクラブのバイエルンに移籍。クラブは再びチームの再構成を迫られています。
それでもリーグ屈指の左サイドバックであるベンセバイニをフリーで獲得、さらにエンメチャ(ヴォルクスブルク)、エドソン・アルバレス(アヤックス)獲得にも動いており、自慢のリクルーティング力は健在。さらに前述したマレンやアデイェミ、バイノー=ギテンス、レイナ等将来が楽しみな選手も多い為、新シーズンも引き続きバイエルンを脅かす有力候補となってくれそうです。
2011-2012シーズン以来バイエルンからマイスターシャーレを奪い取れていないドルトムント。リーグを盛り上げる意味でもその動向には注目です。
では
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