2022～2023シーズン前半戦振り返りと冬の移籍情報ナポリ～圧倒的な攻撃力で欧州をも席巻～【サッカー】

今回は主要欧州リーグの2022～2023シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。

2回目は「ナポリ」です。

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基本フォーメーション

①圧倒的な攻撃力で欧州をも席巻

昨シーズン終了後、クリバリ、ファビアン・ルイス、インシーニェ、メルテンス等近年の功労者を一挙に放出。財政的な影響で代わりに入ってきたのは欧州においては無名の選手ばかり、新たなサイクル作りとして欧州カップ戦出場権獲得が出来れば満足の1年になると思いました。

しかしチームは3，4節には引き分けに終わるものの、その後破竹の11連勝を果たし堂々首位を快走します。

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さらにチャンピオンズリーグではリヴァプールを4-1で粉砕、さらにアヤックスにはアウェーで6-1と大勝を果たしグループリーグ突破。決勝トーナメント1回戦のフランクフルト戦は相性的には良くないものの他クラブよりは個の力は劣る為、欧州の舞台でも躍進も期待されています。

その立役者は新加入のキム・ミンジェとクワラツへリア、前者は圧倒的な存在感を放っていた前任者に負けないぐらいのエアバトルの強さと対人能力を発揮。後者は圧倒的な突破力と高い判断力で決定的な仕事を連発。チームのコントロールタワーとしてなくてはならない存在となっているロボツカ、そして今やエースストライカーの風格も出てきているオシムヘンと共にチーム躍進のシンボルとなっています。

②5バックに対しての攻撃の構築

ただ突破に秀でた選手を生かす戦術を採用し、素晴らしい結果をもたらしているスパレッティ監督ですが、昨シーズンと同様後半戦の失速が気になる所です。

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特にインテル戦で敗北を喫したように5バックに対しての攻撃の構築は不可欠で、近々行われるユベントス戦、チャンピオンズリーグのフランクフルト戦は大きなターニングポイントとなり、欧州での戦いは勿論の事スクデット争いにも影響は表れると思います。

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③まずは引き抜きを止めるのが先決

ただそれ以上に怖いのは選手の引き抜き。大ブレイクしているクワラツへリア、キム・ミンジェには早くもビッグクラブの触手が伸びており、早くも引き抜きの噂が。仮に代役不在で攻守の軸を失うとなれば念願のスクデット獲得は夢のまた夢となるでしょう。

現状のスカッドには安定感があり（W杯で活躍したウナイ獲得などもありますが）、選手が抜けない限り補強には余り必要性は感じないので、まずは引き抜きを止めるのが先決になりそうです。

悲願とも言えるスクデット獲得に突き進んでいるナポリ。このまま大きな失速なく戦えるか、スパレッティ監督、そしてフロントの今後の「戦いぶり」に注目です。

では