今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン注目のチームについて書いていきたいと思います。
第12回目は「ナポリ」です。
主な加入選手
シリグ(←ジェノア)
マティアス・オリベラ(←ヘタフェ)
エスティゴーア(←ブライトン)
エンドンベレ(←トッテナム)
ガエターノ(←クレモネーゼ)
ゼルビン(←フロジノーネ)
クワラツヘリア(←ディナモ・バトゥミ)
ラスパドーリ(←サッスオーロ)
主な放出選手
グラム(→未定)
クリバリ(→チェルシー)
マルキュイ(→アンカラギュジュ)
トゥアンゼベ(→マンチェスター・ユナイテッド)
インシーニェ(→トロント )
ウナス(→リール )
ペターニャ(→モンツァ)
基本フォーメーション
①一時代の終わりと新たなサイクル作り
シーズン前にインシーニェの退団が決定。さらにオスピナ、クリバリ、ファビアン・ルイス、メルテンス、グラム、マルキュイ等近年の功労者が次々と退団。一時代の終わりを感じさせた移籍市場でした。
代わりに来たのはマティアス・オリベラ、キム・ミンジェ、エンドンべレ、クワラツヘリアとセリエAでは未知数の選手とポテンシャルはあるものの伸び悩んでいる選手、そしてエスティゴーアやラスパドーリ、シメオネ等昨シーズンのセリエAで実績を残した選手を獲得。
昨シーズンセリエAで久々にスクデット争いをしたスパレッティ監督の元、世代交代と新たなサイクル作りに着手するシーズンとなりました。
②新たな旗手の登場
正直主軸選手の入れ替えも多く開幕からは多少のもたつきも考えられましたが、他チームの停滞もありチームは見事にスタートダッシュに成功。開幕戦のヴェローナ戦で5ゴールを奪い大勝すると、最初の難関となったラツィオ戦では逆転勝利、そしてミランとの首位決戦も制しここまで5勝2分と結果を残し、アタランタと共に首位に立っています。
さらにチャンピオンズリーグでは昨シーズンのファイナリストのリヴァプールに4-1と衝撃的とも言える大勝を挙げ2連勝を果たし、好スタートを切っています。
その中で特に活躍が目立ったのはクワラツヘリア。ロシアと母国ジョージアでキャリアを重ねた21歳の新鋭は開幕戦でゴールを決めると、モンツァ戦では圧巻の2ゴールをマーク。変幻自在のドリブルとシュート技術だけでは無く、ポジショニングや共有力にも秀でており、ここまでの選手を掘り当てたスカウトの眼力には感服ものです。
このまま継続性を身に付ければワールドクラスにたどり着く可能性があるスーパータレントとなっており、今後の活躍も期待されます。
またキム・ミンジェは偉大過ぎる前任者との比較というプレッシャーに負けることなく、高さや対人の強さで良さを発揮。
新たな旗手が登場したと言える序盤戦でした。
③昨シーズンの二の舞だけは
ただ気になるのはやはり主力離脱時の戦いをどうするかです。
現状のナポリは強固な守備をベースとしたカウンターをメインに戦っており、ポゼッションに関しては保持率は高い試合はあるもののビルドアップの型は決して多くは無く、オシムヘンと両ウイングの個人能力に頼る部分がかなり大きいです。
さらにファビアン・ルイスが退団した為、攻撃に変化を付けることが出来ず、今後研究された際に格下相手に攻めあぐねる場面が多くなってくるでしょう。
特に攻守のバランサーのディ・ロレンツォの代わりは実質不在となっており、彼の離脱で急失速した昨シーズンの二の舞だけは避けたい所です。その為スパレッティ監督は彼が離脱時の戦術の想定、そして調整が求められます。
好スタートを切りながらも終盤で失速することを近年繰り返してしまっているスパレッティ監督。この負の過去を断ち切り勝利のサイクルを作り出せるのか、注目です。
では
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