今回は主要欧州リーグの2023~2024シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
13回目は「ナポリ」です。
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基本フォーメーション
①指揮官交代も効果は薄く
昨シーズンスクデットを勝ち取ったナポリですが、その立役者であるスパレッティ監督が辞任を発表。(後にイタリア代表監督に)さらに中軸のキム・ミンジェを放出(バイエルンへ)するなどマイナス面が多かったオフでした。
それでも代役候補を獲得し戦力は整った状態でシーズンが始まりますが、局面で無理の利いた守備が出来るキム・ミンジェの穴は大きくカウンターからの失点を繰り返し、さらにオシムヘンへのクラブの嘲笑動画等ピッチ外でも問題が多発。
そして元々首脳陣からの信頼が薄かったガルシア監督が12節後に解任の憂き目に。選手からの信用を失った等の報道も多く、守ってもらう側の首脳陣からはそっぽを向かれる事になっており、明らかに選ぶクラブを間違えた感が強いので次の就職先は慎重に選んで欲しいです。
次に就任したのはかつてクラブに栄冠(2011-2012シーズンのコッパイタリア優勝)をもたらしたマッツァーリ監督が就任するものの、彼は3バックの信奉者として有名。
明らかに行き当たりばったりな人選となっており、13節からの8節を3勝1分4敗と低調な出来でこれまで維持できていたチャンピオンズリーグ出場権からも脱落。
3バックで臨んだスーペルコッパでもインテルに敗れる等指揮官交代も効果が薄く、首脳陣のアプローチの失敗が見事に出てしまった前半戦となってしまいました。
②離脱を繰り返すエースの代わりに
しかしそんな中でも活躍したのは両ウイングのポリターノとクワラツへリア。前者はコンスタントにゴールを記録すれば、後者はゴール欠乏症から抜け出し決定的な動きを連発。離脱を繰り返すエースオシムヘンの代わりにスコアラーとしても貢献しています。
ただポリターノにはサウジアラビアからの触手が伸び、クワラツへリアもチームがこのまま欧州カップ戦を逃してしまうと移籍するのが濃厚。現状冬での移籍は現実的ではないものの何とか引き留めていきたい所です。
③守備改善に導けるか
ただそれは来シーズンでの話で、直近では無理が効かない選手が多い中、いかに監督がどこまで守備改善が出来るかがカギとなっていきます。
冬の移籍市場では右サイドバックのマッツォッキを獲得し、スイッチャーであるディ・ロレンツォを3バックの一角にして守備の安定を図ることに。センターバックの強化は引き続き必要だとは思いますが、考え得る最善の策は行っていると思います。
首脳陣の愚策に振り回された感が強いナポリ。再び強さを取り戻す事が出来るか、監督の手腕に注目です。
では
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