今回は現役引退が発表されたジェラール・ピケ選手について書いていきたいと思います。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
3回目はバルセロナ(2016~現在)時代です。
1、2回目はコチラ↓↓
①賛否を巻き起こす強烈な個性
名実ともに世界屈指のディフェンダーまで上り詰めたピケ選手ですが、2015年あたりからその強烈な個性が前面に出る事となります。
元々個性的な発言が多かったピケ選手ですが、前回紹介したカタルーニャのデモ活動に参加した事でライバル、レアルマドリードに対するコメントが注目の的に。
2015年に3冠を達成した際にはマドリーを皮肉る発言を行い、さらに翌シーズンにはマドリーが出場停止の選手を起用してしまい規定違反で失格となってしまった際に彼らをあざ笑うかのような絵文字をSNSで投稿する等ややその言動が過激に。
スペイン代表のチームメイトであるセルヒオ・ラモスに窘められる等賛否両論を巻き起こしていきます。
また度々バルセロナの会長になる夢を語る等政治的な動きを見せる事となり、そのしたたかさに感服する人、逆にスポーツマンとして不快に思う人両方を生むことになりいい意味でも悪い意味でも目立つことになります。
②怪我とクラブとプライベートの問題
しかし2018年に代表引退を発表、クラブに専念しピッチ上では素晴らしいパフォーマンスを見せ周囲を黙らせていたピケ選手ですが、2020-2021シーズンには膝を負傷し長期離脱すると、翌シーズンも内転筋の怪我で離脱を繰り返します。
さらに2022年の開幕前には自身の浮気が原因となり長年のパートナーであるシャキーラさんとの関係が終焉。
またクラブの財政難により前のシーズンから就任したかつての盟友シャビ監督との関係も変化が現れ、来シーズンはピケ選手をスタメンとして見ていないことを通達。
年俸が高く扱いづらいベテラン選手であるピケ選手を快く思っていない上層部の思惑があったのは明らかでしたが彼はクラブ残留を決意。新シーズンもブラウグラナのユニフォームを着て新シーズンを迎える事となります。
③破天荒な彼らしいラストマッチ
しかしシーズンが始まると当初の通り、チームは新加入のクリステンセン、アラウホ、エリック・ガルシアを主にセンターバックに起用。ピケ選手には殆ど出番が与えられませんでした。
ただアラウホが長期離脱を強いられたマジョルカ戦でスタメンで起用されます。しかし明らかに動きにキレを欠きコンディション不良が感じられると、チャンピオンズリーグでのインテル戦では万全の彼ならまずしない判断ミスを連発しチームのグループリーグ敗退の遠因となってしまいます。
すると2022年11月4日に自身のTwitterで現役引退を発表。
現役最後の試合であったオサスナ戦では審判による抗議で退場と破天荒な彼らしいラストマッチとなったものの、公式戦667試合出場(うちバルセロナでは616試合)し52得点。チャンピオンズリーグ優勝4回を含む34個のタイトルという偉大な記録を残しユニフォームを脱ぐこととなりました。
翌年の1月には自身が所有するスペイン2部のアンドラで現役復帰を模索、さらにサッカーのルール改定にも言及する等変わらず積極的に活動しており、そのセカンドキャリアにも注目されます。
では
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