今回は現役引退が発表されたジェラール・ピケ選手について書いていきたいと思います。
1回では書ききれない為、3回に分けていきます。
1回目はマンチェスターユナイテッド~バルセロナ(2004~2010)時代です。
①10代でイングランドへ
ピケ選手は10歳でバルセロナの下部組織に入団。その後センターバックやボランチで主力として活躍し、2003-2004シーズンにはトップチームにも昇格できることとなりました。
しかし当時は前年度セスクがアーセナルに移籍したように若手有望株がトップチーム契約を結ぶ前に海外に渡る風潮が生まれ、ピケ選手もイングランドの名門マンチェスターユナイテッドに移籍。同チームのリーグカップでは早速デビューを果たし大器の片鱗を見せつけます。
ただ当時チームのセンターバックにはファーディナンド、ヴィディッチの双璧に合わせ、ブラウン、オシェイ、エインセ等実力者がひしめいており、ピケ選手は右サイドバックでもプレーするもフィジカル的な問題もあり出場機会は余り与えられませんでした。そして翌シーズンには出場機会を求め母国のサラゴサにレンタル移籍することになります。
するとピケ選手は後に共にバルセロナでプレーするガブリエル・ミリートと好連携を見せ、さらに組み立てのセンスを買われボランチでもプレーし22試合に出場。
翌シーズンにはマンチェスターユナイテッドに復帰するもこのシーズンでも双璧を崩すことは出来ず、リーグとチャンピオンズリーグ優勝を果たしたチームでも僅かな出場機会しか得る事が出来ませんでした。
②かつて育ったクラブで成長の証を
すると2008年にグアルディオラ監督がバルセロナに就任すると、その組み立てのセンスを評価され再び古巣のユニフォームに身を通すこととなります。
そしてミリートの長期離脱もあり、プジョルやマルケスとコンビを組む等センターバックとして多くの試合でプレー。課題であったフィジカル面でも当たり負けすることなくチームの3冠達成に大きく貢献し、かつて育ったクラブで成長の証を見せつけます。(異なる2チームでチャンピオンズリーグ連覇は史上3人目の快挙となります。)
さらに翌シーズンには完全にレギュラーに定着してリーグ連覇に貢献。
集中力を欠いたことによる大きなミスも散見されたものの、組み立てのセンスとプレミア仕込みの高い身体能力でリーグを代表するセンターバックと評されるようになります。
③偉大な先輩の背中を見て
また2009年には代表に初選出されイングランド戦でA代表デビュー。するとプジョルの負傷を受けて招集されたW杯予選でも得点を記録する等大活躍を果たし、2009年のコンフィデネーションカップのメンバーにも選ばれレギュラーとしてプレー。そして2010年W杯のメンバーに選出され着実にステップアップします。
そして初の国際舞台である2010年W杯でもクラブと同様プジョルとセンターバックのコンビを組んでレギュラーとしてプレーし、大会を通して2失点しか許さず見事にスペインを初優勝に導くプレーを披露。
クラブでも代表でも偉大な先輩の背中を見てめきめき力を付け、瞬く間にスターダムへ駆け上がる事となるのでした。
では
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