今回はバルセロナ移籍が決まったアンドレアス・クリステンセン選手について書いていきたいと思います。
経歴
クリステンセン選手はブレンビー(デンマーク)のユースに所属後2012年にチェルシーに移籍。2014年にトップチームデビューを果たしカップ戦を中心に出場機会を得ますが、壁は高く2015年にボルシアMG(ドイツ)に移籍。
するとレギュラーに定着しただけではなくさらに守備の中心選手としても活躍。クラブ最優秀選手に選ばれると、2年間でリーグ戦62試合に出場する等インパクトのある活躍を披露し2017-2018シーズンにチェルシーに復帰します。
ただチェルシーでは相次ぐ監督交代に翻弄されていくことに。コンテ監督には評価され多くの試合に出場しますが、翌シーズンにはサッリ監督がダビド・ルイスを重用した為出場機会が激減。移籍も考慮される状況になりますが翌シーズンにランパード監督が就任する再び起用機会が増え主力としてプレーすることに。
翌シーズンのトゥヘル監督就任後は3バックにしたこともあり、より多くレギュラーとしてプレーすることになりますが2022年に切れる契約更新は滞ると、本人がFAカップ決勝の出場を拒否したことで移籍は決定的に。フリーでバルセロナに移籍することとなります。
①卓越したビルドアップ能力と確かな守備技術
クリステンセン選手の特長は卓越したビルドアップ能力と確かな守備技術です。
足元の技術が高く的確にボールを前に運べ、さらにポジショニングも素晴らしくプレス耐性も高いのでビルドアップ面では非常に頼りになる選手です。
また持ち運びの技術も高くオーバーラップのタイミングも的確で、クロス精度も高いので守備的なサイドバック、さらに縦への推進力もある為ボランチとしても機能する選手です。
そして本職のディフェンスでも対人、カバーリングともに優れ、単なるボディコンタクトだけではなくアタッカーに前を向かせない守備など技術的にも優れている選手です。
現代サッカーに求められるセンターバックとしての能力を全て兼ね備えた完成度の高い選手と言えます。
②怪我の多さとメンタル面の向上
反面怪我の多さとメンタル面の向上が課題となっています。
キャリアを通して怪我に悩まされており、フルシーズン稼働できたのは殆どありません。特にバルセロナのセンターバックはスプリント力(カウンターの対処)を求められるため、過去に悩まされたハムストリングの怪我の再発は防ぎたい所です。
また前述の出場拒否やプレッシャーへの弱さも伝えられている等ややメンタル面にも課題があり、多少管理が行き届いていたチェルシーから現状スキャンダルだらけのバルセロナで平常心でプレー出来るかはまだまだ未知数です。
③将来的には中心選手として
ただ能力的には問題はほぼ無く、アラウホやエリック・ガルシアを差し置いてのセンターバック起用、また右サイドバックとしての起用も十分可能で。将来的には中心選手として活躍出来る選手であると思います。ただバルセロナはプレー面以上にその哲学と周りの目が厳しく信じられないプレッシャーに晒される為、如何にバルセロナの環境に慣れられるかが全てになってきそうです。
ピケのような化け物メンタリティで様々な批判を跳ね返してプレーし続けるのか、それともラングレのように素質は十分ながら自信を無くしてしまうのか、クリステンセン選手の今後のプレーに注目していきたいと思います。
では
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