先日のリーズ戦で実に1ヶ月半ぶりの勝利を挙げたチェルシーですが、相手はムココ、アデイェミ等を怪我で失っているものの公式戦10連勝中のドルトムント。アウェーで敗北しているだけにホームでどのような試合をすることが出来るのか、注目です。
ということで先日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、チェルシーvsドルトムントの感想です。
両チームのスタメン&結果
前半
チェルシーはアンカーを押さえた守備5-2-3の3-4-3を採用、対するドルトムントは守備4-1-4-1の4-3-3を採用していました。
試合はドルトムントがボールを保持する形になりますが、チェルシーのハイプレスに苦戦し次々とショートカウンターを受ける事に。するとブラントが早々に負傷交代し、ドルトムントに暗雲が立ち込めます。
その後チェルシーはフェリックス、ハヴァーツにチャンスが訪れるも決めきれずにいると、ドルトムントはケパのセーブに阻まれるもロイスのフリーキックなどで決定機を作り試合は一進一退の攻防に。
それでも前半終了間際にチルウェルの折り返しからスターリングが一度はシュートを空振りするも持ち直して豪快なシュートを決め、チェルシーが先制点を挙げ前半を終えます。
後半
後半も同点に追いついたチェルシーがその勢いを持って攻勢に出ると、ペナルティエリアでヴォルフのハンドを誘発しPKを奪取。ハヴァーツが一度はポストに当ててしまうも蹴り直しとなり、再び同じコースに決めトータルスコアで勝ち越しを決めます。
その後ドルトムントはギッテンス、マレンを投入し攻勢に出るものの、チェルシーはギャラガーを投入し5-3-2のブロックを作り対応。その為ビルドアップはベルンガムがサポートすることで比較的容易になったものの中央を固められ決め手を欠き、そのまま試合終了。
チェルシーが準々決勝進出を決める事となりました。
総評
チェルシーはリーズ戦の勝利そのままにホームで快勝を決め準々決勝進出を決めました。この試合特に目立ったのはやはり守備で、エリアごとのプレスが見事に嵌りドルトムントの攻撃を機能不全にさせ、スコア上では僅差ながら完勝とも言える内容でした。
ただまだまだプレスの縦スライドが遅れたり、カウンターでもパスがずれたりする部分は散見されるも、最悪な時は去ったと言え今後の巻き返しに期待したいです。
特にチルウェルは絶え間ない上下動で左サイドを制圧。未遂ながら先制点を呼び込むチャンスを作りました。
対するドルトムントはビルドアップの問題が改善できないままショートカウンターを受け続けトータルで逆転され敗北。ジャンが下りて3バック化するもむしろ3トップに嵌りに行くような形になってしまい縦パスは遅れず、さらに終盤では2トップにしてブロックを作る相手に3バック+べリンガムを使い重心が逆に後ろに。終始ボールを前に運ぶことに苦労した印象です。
そんな中でも輝いたのはやはりべリンガム。後方でボールを巡回させつつゴール前に飛び出してフィニッシュに絡む等、ロイスから存在感が無くなりブリントが早々に抜け機能しない攻撃陣の中で孤軍奮闘の働きを披露。やはりその存在感は別格だったと言えます。
復調の兆しを見せ準決勝進出を果たしたチェルシー。タレントは間違いなく揃っておりチーム状況も良化しそうなので今後の戦いにも注目です。
では
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