2万人のサポーターを受け入れたFAカップ決勝。その想いに呼応するように熱い展開となりました。
ということで先日行われたチェルシーvsレスターの感想です。
両チームのスタメン&結果
①カウンターに上手く対応
チェルシーはアスピリクエタをウイングバック、右のCBにリース・ジェームズを起用した3-4-3を採用し、レスターはぺレスを守備時に左サイドの守備に付かせる3-4-1-2を採用していました。
試合はチェルシーがボールを持つ展開になり3バックに嵌める形になるレスターの守備を上手く躱しサイドで数的優位を作りますがタイミングやレスター守備の奮闘によりラストパスが通らず決定機まで至りません。
一方レスターはチェルシーの3バックの脇のスペースにボールを送り込むカウンターを繰り出していましたが、この日センターバックとして起用されたリース・ジェームズがヴァーディーに上手く対応しレスターも上手く攻撃を展開できませんでした。
そしてエバンスが無念の負傷交代でオルブライトンに交代します。
前半はどちらも散発的な決定機を生みますが流れを掴めず終えることになります。
②初のFAカップ優勝
後半もよく似た展開になりますが、後半18分ついに試合が動きます。中央でボールを受けたティーレマンスが右足を一閃、放たれたボールは見事にゴール左隅の完璧なコースに突き刺さり、レスターが待望の先制点を挙げます。
追いつきたいチェルシーはプリシッチ、チルウェル、ハヴァーツ、オドイ、ジルーと次々と選手を投入し局面の打開を図り、ついにチアゴ・シウバのフォードからチルウェルが執念で押し込み同点、、、かと思われましたがゴールは無常にオフサイド。
レスターはシュマイケルのビッグセーブもあり、終盤はハイプレスを敢行ししっかりと蛇口の栓を締めると、そのまま試合終了。レスターが初のFAカップ優勝を果たしました。
③「5度目」の挑戦
チェルシーは昨シーズンに続いての決勝戦での敗北と、やや選手にとってはショックが大きな出来事になりましたが戦い方は間違ってはいなかったので、チャンピオンズリーグに向けて気持ちを切り替えて欲しいものです。
レスターは「5度目」の挑戦でやっとFAカップのタイトルを獲得することが出来ました。粘り強いDFに守護神の神がかったセーブ、そしてFAカップファイナルでの歴史上に残るゴール。
今やBIG7に迫ろうとしているチームを作り上げているロジャース監督の手腕は快挙と言えます。
「選手達にとても満足している。彼らは勇気を持って試合に臨んだね。サポーター、会長とその家族にとっても勝つことは夢だった。選手達と私はそれを実現することができた」
ロジャース監督のこのコメントが全てを物語っています。
では
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