今回は主要欧州リーグの2022~2023シーズン、前半戦振り返りと冬の移籍情報について書いていきたいと思います。
11回目は「ACミラン」です。
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基本フォーメーション
①怪我人続出の中、何とかやり繰りを
昨シーズン悲願のスクデットを獲得し、さらにチームの若返りと選手層を拡充したミランですが前半戦は兎に角怪我人に泣かされました。
メニャン、フロレンツィ、イブラヒモビッチ等長期離脱を余儀なくされている選手もいれば短期間離脱している選手も多く、殆どベストと呼べるメンバーを招集出来ない状態に。
それでも持ち前の組織力でセリエAでは2位に、そしてチャンピオンズリーグでは見事グループリーグを突破。
それでもナポリには勝ち点10差を離され、更にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の相手は因縁多きコンテ監督率いるトッテナム。決して旗色は良いとは言えませんが怪我人続出の中何とかやり繰りを行い、上位を狙える成績を維持しているピオリ監督はまずまずの働きを見せていると言えます。
②機能しない新戦力
しかし問題点は未だ山積みであり、特に新戦力が殆ど活躍出来ていないのが大きいです。
デストはセリエAの環境に慣れていないのか低調なパフォーマンスに終始しており、ティアウ、ヴランクスは力不足を露呈。そしてアドリは起用法がはっきりしておらず、ポベガは便利屋扱いに。そして多大な期待を寄せられたデ・ケテラーレは適応に苦しみ未だノーゴールと苦しみ、オリギは波の激しいパフォーマンスを繰り返しリヴァプール時代同様安定感に欠いています。
近年メニャンやトモリ、トナーリ、レオンなどが主力に定着する等、リクルーティング面で優秀な面を見せていたクラブらしからぬ苦戦。まだ半年が過ぎたばかりであり後々ブレイクする可能性は十分にあるものの、現時点では失敗と言わざるを得ません。
③守護神問題と現有戦力の見極め
そんな中での冬の移籍ですが、まずはメニャンの復帰が長引いている守護神問題の解決が不可欠となっています。タタルシャヌも良いゴールキーパーではあるもののそれ程際立ったパフォーマンスを見せているとは言えず、控えは2年間実戦から遠ざかっているミランテ。出来る事なら彼を控えに追いやりメニャンとレギュラーを争える選手を獲得していきたい所です。(その後バスケス(グアラニー)の獲得を発表しました)
そして現有戦力の見極めも必要となりそうです。
ティアウ、ガッビアの内のどちらか、そしてアドリ、バカヨコ、ラゼティッチ等はいずれもプレー時間は短く、更に怪我人続出の中でもプレー時間を与えられなかったことから冬に放出することによる戦力のスリム化が必要となっています。
特にコッパイタリアに敗退したことでさらに起用する機会が減り、それによる不満分子にもなりかねないので、今冬は獲得より余剰戦力の整理がメインになってきそうです。
怪我人続出や新戦力が機能しない誤算はあったものの、何とか上位に位置付けているミラン。イブラヒモビッチももうすぐ復帰ということで今後の反撃に期待したいです。
では
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