きちのうすめ雑記

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アルゼンチンvsサウジアラビア~周到な準備と選手達の勇気が起こしたジャイアントキリング~【サッカー】

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優勝候補の名高いアルゼンチン。地の利があるものの力の差はある為サウジアラビアがどこまで耐えられるか、注目です。

 

ということで先日行われたカタールW杯グループC1節アルゼンチンvsサウジアラビアの感想です。

Getty Images

両チームのスタメン&結果

 

前半

アルゼンチンは守備時にメッシを前残しにした4-4-2、対するサウジアラビアは守備4-1-4-1からのカウンターを狙っていました。

試合はサウジアラビアコンパクトなハイラインを敷きミドルプレスをかけていきますが、アルゼンチンは裏を突くパスでゴールを狙っていきます。するとボックス内でパレデスが倒されるとPKを獲得、メッシがきっちり決め早々にアルゼンチンが先制します。

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追いつきたいサウジアラビアですが中々攻撃の形を作れず前線のプレスがかかっていない為後方から次々と裏を狙われるパスを出されます。しかし統率されたラインコントロールで悉くオフサイドを取っていくと、前半終了にアル・ファラジュが負傷交代するアクシデントに見舞われるも最小失点で前半を折り返します。

 

後半

後半もアルゼンチンが攻勢に出る形となりますが、サウジアラビアは中盤でボールを奪った後のアル・ブライカンのパスをアルシェフリが見事なシュートを流し込み同点に追いつくと、その勢いのままアル・ドサリがペナルティエリアでカットインすると右足を一閃。スーパーゴールを突き刺し逆転に成功します。

まさかの逆転を許したアルゼンチンは明らかに動揺、一発で裏を狙う攻撃が増えサウジアラビア守備陣を助けることとなります。しかし徐々に落ち着きを取り戻しライン間から攻撃を展開する等立ち直りを見せるも、立ちはだかったのはGKアル・オワイス。見事なシュートストップとハイボールでの強さを見せアルゼンチンにゴールを割らせないと、チームも5バック、時には6バックに近い形での守備、そしてゴール前での驚異的な粘りを見せそのまま試合終了。

サウジアラビアが優勝候補アルゼンチン相手に歴史的な金星を手にしました。

 

総評

アルゼンチンはまさかの敗北。サウジアラビアがハイラインを敷いてくるとみるとディ・マリア、パプ・ゴメスが何度も裏を狙うも悉くオフサイドラウタロ・マルティネスも含め相手守備の狙いに悉く嵌っていきました。それでも早々に先制点を取れたことで後半での修正に注目されましたが後半立ち上がり早々に同点、逆転弾を叩き込まれ(しかもいずれもスーパーゴール)明らかに動揺。それでも多少冷静さを取り戻すもそこに立ちはだかったのはゾーンに入ったGKと守備陣

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5-5に分断されるビルドアップは気になるものの決して出来は悪くなかっただけに、すぐに切り替えて次戦に臨んでいきたい所です。

対するサウジアラビアは素晴らしい戦い方でジャイアントキリングを起こしました。

特筆したのはその周到な準備とモチベーティング。破壊的な攻撃力を持つアルゼンチン相手にあれだけのハイラインを敷きコントロールし続けるのは、個の力で劣るサウジアラビアにとってはリスクが高く勇気がいるもので、相当な練習と準備、そして監督が行ったモチベーティングが見事に機能したものであったと思います。

そして2つのスーパーゴールとゾーンに入ったGKの活躍。最後まで勝つ可能性を上げ、そして団結しボールに喰らい続けたその戦いぶりは本当に素晴らしかったです。

 

周到な準備と選手達の勇気が起こしたジャイアントキリング。見事な試合を見せてくれ、そしてサッカーの面白さを改めて教えてくれたサウジアラビアの選手達には本当に感謝しています。

 

では

 

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