今回はセビージャ移籍が決定したアレハンドロ・ゴメス選手について書いていきたいと思います。
今回は改訂版となっています。
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経歴
アレハンドロ・ゴメス(パプ・ゴメス)選手はアルゼンチンのアルセナルでトップデビュー、その後強豪サン・ロレンソでプレーして2010-2011シーズンにイタリアのカターニャに移籍します。
カターニャでは中心選手としてプレーし、その技術とプレービジョンの広さが注目されビッグクラブ移籍も時間の問題かと思われましたが、次に選んだのはウクライナのメタリスト・ハルキウでした。(当時同クラブはウクライナの強豪でした)
しかしウクライナでは環境もあり満足な結果を残せず、僅か1年でイタリアのアタランタへ移籍します。
アタランタでは6年半の間、チームの「象徴」と言われるまでの活躍を見せ、チャンピオンズリーグ出場や上位進出に多大な貢献をします。しかし下記の理由により同クラブを退団。
スペインのセビージャに活躍の場を移すことになりました。
①監督との確執
今シーズンも当初は中心選手として活躍し、アタランタの攻撃サッカーを支えていました。リーグでは10試合4ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグでは6試合1ゴール2アシストと結果を残し、チャンピオンズリーグでは2年連続のグループリーグ突破に大きく貢献するなど「クラブの顔」として活躍しました。
しかし雲行きが怪しくなったのは昨年12月1日のチャンピオンズリーグのミッティラン戦で、ゴメス選手はガスペリー二監督と激しい口論を繰り広げ確執が生まれたとされています。その後先発メンバーから外れた後、ついにベンチ外になり決裂は決定的な物となります。
②まさかの退団
ただ流石に4年半もの間一緒に苦楽を共にした「戦友」とも言える二人の雪解けはいずれ起きるものだと思われました。冬の移籍市場でACミラン、インテルの噂が出た時も可能性は低いものだと思いましたし、アタランタ以外のユニフォームを着る彼の姿を想像出来なかったのは事実です。
しかし1月26日にセビージャ移籍が決定。まさかの退団に驚いたのと同時に、ここまで二人三脚で積みあげた関係があっさり修復不可能になってしまう人間関係の難しさを改めて感じることとなりました。
③攻撃のバリエーションをもたらせる存在
ゴメス選手が新天地でのセビージャで求められる役割は「攻撃のバリエーションをもたらす」ことです。現在のセビージャはオカンポス、スソ、ムニル、バスケス等のウイングがいますが、ややプレーのバリエーションが限られている選手が多いです(その分得意な型にハマれば大活躍します。)。
しかし彼らに比べてゴメス選手は色々な所に顔を出し、組み立てにも積極的に参加し、ラストパス、ミドルシュートなどプレーバリエーションが豊富で、攻撃に変化を付けられる選手であると思います。特にハーフスペースの動きは秀逸でサイド偏重になりがちなセビージャのサッカーに中央でのコンビネーションというオプションを加えてくれるでしょう。またプレースキックの精度も抜群でセットプレーの威力も高まりそうです。
流石にオカンポス、スソが数字を残しているため、現レギュラーからレギュラーをいきなり奪う事は無さそうですが、チャンピオンズリーグ、国内カップ戦も残っているため出場機会は相当数与えられそうです。(その後オカンポスが大怪我を負ってしまいました、、、)
早速先日のヘタフェ戦で途中出場してスーパーゴールを挙げました。新天地でもイタリアで見せたような「魔法」を見せてくれそうで、楽しみな所です。
では
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